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TOP > 個別ルートのレビュー > いろとりどりのセカイ 敷島鏡 感想

    敷島鏡 (128)


    評価│★★(2.8)

     

    わたしはダメな子だから

     


     

     

     

    鏡ルートとは一体なんだったのか


    如月澪ルートと同じこと思ったのが、物足りないんです。
    味がうすいというんでしょうか、どこまでいっても薄く引き伸ばされた物語に思えます。

    この物語に敷島鏡らしさというか、彼女であるべくしてあった要素はあったんでしょうかね・・・。

    →管理人に鏡を任される
    →鏡とゲームをする
    →学校に行ってみたいと言うので、皆で行く
    →鏡の心の枷を解く
    →つかさを懸命に探す、諦めないことを知る。
    →一度実家に帰る
    →実家から戻ってきて、一緒に登校
    →END

     

    鏡ルートをざっと簡略して書いてみましたが、どこもかしこも全然おもしろくないし、全くもって鏡を好きになることがなかった。


    敷島鏡というキャラ自体が魅力的じゃない

     

    引きこもりでえっちなゲームが好きで、寂しがり屋の根暗っ子の鼻水じゅるじゅるの諦めてばっかりの女の子、敷島鏡。
    ただそこにいただけという印象を拭えないそんな女の子。

    私には彼女のどこの部分が魅力的なのか、いまいちわかりませんでした。一体どこに好きになる部分があったのか、誰か教えてください。



    魅力がないだけじゃなく、恋愛過程もおざなりでえっちして終わりのこんなお話に、いったいどこに敷島鏡という良さがあったんでしょうか?


    最果ての古書店、二階堂真紅の謎を”ちょろっと”出すためだけに作られたお話にしか見えませんでした。

     

     

     

     

    <!>ここから雑感コーナー

     

     

     

    そこは私の席

    敷島鏡 (47)

     

    問題・・・・・?
    おおありだって。どうして俺の膝に乗るんだよ。おかしいだろう?
    おかしい? どうして? どうしてダメなの?
    いや、どうしてって、それは・・・・・・

    真紅「そこは私の席なのに

    鏡、悠馬、真紅

     

    敷島鏡 (39)

     

    どうして私以外をそこに乗せるんだよ

     

    敷島鏡 (40)

    ふん
    鼻を鳴らして真紅は消えた。バカ、と言う小さな声を残して。

     

     

    この真紅の絶大な萌え破壊力。あ っ と う てきです。自分の指定席を鏡に奪われたとしるやいなや、抗議してくるところにもう可愛さを感じます。

    いつもはクールな感じなのに、いきなり拗ねるこのギャップに萌え死にました。これは反則だよ!!

     

     

     

     

     

     

    鏡にこの制服は・・・

     

    敷島鏡 (56)

     

     

    なんかすごく似合わないような・・・?



    多分これは髪の色が原因なんじゃないかと。
    鏡の髪の色は青系の淡いグラデーションです。これが彩度の強い制服(赤と赤)と合わさると制服のほうが勝ちゃって、鏡ちゃん自体がころされてるような気がします。


    部屋着?の淡い黄色の服は、鏡のために計算されてるんだなーと思いました。

     

     


    真紅、加奈、つかさは髪の色が強いおかげで制服と馴染んでいますよね。

    seifuku tokami00 seifuku tokami00 (1) seifuku tokami00 (3) 

     

     

     

     

    澪ちゃんはどんなもので合わせることが可能な”完全合致”の能力者、長髪黒ロンガーなので問題ありません(・ω・)

    seifuku tokami00 (2)

     

    さすが黒髪・・・なんでも合うぜ!

     

     

     

     

    無力、無能力

       敷島鏡 (57)

     

    わたしはダメな子だから

    ―――――――――――――――

    ・・・でも、何も頑張れなかったわたしだから、お兄ちゃんに嫌われたくなくて、何も報告しないまま、何もできないまま、今日までずっと、引きこもり


    自分自身をダメなやつだと、何も成すことができないんだと言ってしまうその胸中は、どれほどに辛く苦いものなんだろうか。 
    きっと自分を無価値だと思うたびに、鏡の心はどんどん、どんどん無力感に支配されていっちゃうと思うんだ。

     

    頑張ることもできないわたし、なにもできることがないわたし、そんなことを呟いている様は、なんというか、それがすごく悲しいことに思えた。 

     

    慢性的な無力感は人を蝕み損ないます。

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    だからもし鏡にしてやれることがあったら、悠馬みたいに全力で支え「辛くなったら逃げる」か

    どっかの誰かさんみたく、何もできないよとぐずってる女の子に「成功を体験させる」の2つに1つなのかなと夢想してしまった。

     

    漠然と思い描いていた自分の未来に、新しい道が開けたという感覚は実に官能的だ。

    グリザイアの果実


    だめだめーな子って放っておけなくなりますよね。 (まきな)

     

     

     

    真紅の第二の魔法

    敷島鏡 (74)

    君の心を自由にしたいと、そう思うよ


    澪につづき、鏡の心の奥底にある枷をはずそうとする悠馬。
    真紅にこの力があるのは、悠馬が「恋」していくために不可欠だったからなんじゃないだろうか。



    「誰かの心を癒す」その魔法は、「誰かの心を理解する」ことと同義だと思うから。
    今まで恋をしたことがない悠馬に、むかし記憶が全損していた悠馬に「他人を理解させる」ためにできた魔法なんじゃないかと思った。


    その重みをほんの何万分のいち程度軽くするため……
    心の中を少しだけ、覗かせてほしいんだ
    眠る鏡のおでこに手を置いて、俺は深く深く息を吸う。

    真紅の魔法が始まる。

     


    いろとりどりのセカイの重要なキー、それは記憶と諦めない?

    敷島鏡 (96)

     

    頭の中にある、うまく使い切れない”式”が持っていちゃった。お兄ちゃんの顔
    思い出せない

    ・・・・・・もしかして、あなたは鏡の、お兄ちゃん?

    だからわたしは、その人がお兄ちゃんだったのかなって、思ったの
    ・・・お兄ちゃんがやっと迎えに来てくれたのかなって、そう、思ったの。


    澪は”幼馴染として出会った時の記憶がないこと悩み”、鏡は”大事なお兄ちゃんの記憶がないことに悲しむ”。

    いつもいつも、お兄ちゃんの夢をみると、悲しくなるばっかりだったけど…

     

    ”記憶”、やっぱりそれはいろとりどりのセカイを語る上で重要なキーワードなんだと思う。

    そして”諦めない”というのも、共通、澪、鏡ルートで強く語られている。
    例えば、悠馬はいつも”諦める”ことにたいして否定的だ。諦めようとしている事柄、人にはいつも「俺は諦めるってことがどうしても嫌なんだ」と主張している。



    澪ルートでは、彼女が両親の会いたいのにそれに嘘をついて、諦めようとしていたとき。
    鏡ルートでは、いつも何事も諦めていた鏡が、真紅の魔法によって「諦めないこと」を知った時。

     

    敷島鏡 (126)

    これまで何度も何度も頑張って、それでも出来ずに諦めていたことなのに・・・・・・

    ゆーまと夢の中で会ったような気がしている、あの日から・・・。不思議なの。わたし。なんでも出来るような、そんな気がしてる。


    記憶と諦めない、この2つはいろとりどりのセカイという物語に、なんらかの意味を持っているんだと思います。

    た、たぶん。

     

    まとめ

     

    ・敷島鏡を好きになることができなかった
    ・恋愛過程から彼女の物語すべてを楽しめなかった

     

    鏡を好きな人がいたら、なんかもうごめんなさい。澪ちゃんはまだなんとか感情移入できたけれど、鏡はもうダメだったなー・・・

     

     

    <参考>



    いろとりどりのセカイの記事はこちら
    いろとりどりのセカイ 感想│ 悲しいときは手をつなぐ。そういう決まりだ
    いろとりどりのセカイ 如月澪 感想
    いろとりどりのセカイ 観波加奈
    いろとりどりのセカイ 東峰つかさ 感想
    いろとりどりのセカイ 敷島鏡 感想


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