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TOP > ゲームのプレイ日記 > CARNIVAL 『MONRE-CRISTO』 END 5日目 │生きてる事自体が悪いやつなんかいるか

    CARNIVAL000028

     

     

    何もしてないのに、

    ただいただけで逆恨みされたんだろ?


    そんなんで責任をとらなきゃならないなんて、そんな理屈はない。

     

     

    いる事自体が悪いやつなんかいるか

     

     

     

     

     

     

    モンテ・クリスト

    CARNIVAL MONTE CRISTO (400)


    モンテ・クリストとは、ある小説の中の、登場人物の名前らしい。日本では「巌窟王」で通ってる。(巌窟王はアニメでしか知らないですね)

    ストーリーの概要

    主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごした後、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵として自らを陥れた者たちに復讐する物語である。


    無実の罪、脱獄し、復讐、

    ぱっとみ、これは学のことを言ってるみたいだ。


    けれどこのシナリオ2の「MONTE CRISTO」は学の中にいる「武」目線の話なのだ。この章では彼が主人公なのだ。

    監獄に囚われているのは、武といいたいのだろうか?


    学の意識内を「監獄」とみるなら当てはまる気がする。学の意識や肉体は、やっぱり学のもので、武は自由自在にできない。どこまでいっても主人格のサブでしかない。学の意識が薄れたり、危機敵状況なとき「武」は肉体を操れる。

    ようは面倒事よろしくさん、っていう最悪なポジション。

     

     

    母親は自殺じゃなくて

     

    CARNIVAL MONTE CRISTO (394)

    俺は母親の足をつかみ、持ち上げるようにして押す。くるりと手すりの向こう側に反転して、母親は向こう側に落ちた。

     

     

    そうか「武」が殺したのか。自殺でもなんでもなかったのか。
    そしてやっぱりというべきか、学の母親になんの同情もできなかった。殺されてしかるべき、なんて思いたくはないけど、このままじゃきっと学が死んでいた。

    でも、やっぱり良くないことだよ。あんな事はやっぱり、しちゃいけないことなんだ。自分をつくったものを壊すのは、しちゃいけないことなんだよ

    理紗


    学の母親の生い立ちを見ると、彼女だって幸せじゃないんだよね。愛すべき夫は他の女のところにいってしまい、そしてどんどん彼に似てくる学、ずっと家の中で暮らす日々。
    そりゃストレスだって、精神に異常をきたしちゃうのかもね、って思っちゃう。・・・・・・。



    学たちの復讐劇は、ここから始まった。

     



    学は現実に不干渉だ



    CARNIVAL MONTE CRISTO (413)

    いくらだって止めさせる方法はあるだろ? 三沢や志村に指定された時刻に、誰か同級生を同じ場所に呼んで目撃者を仕立てあげる。
    ―――中略―――

    学だって思いつかないはずがないだろ? そんなに誰かに何かをするのがいやか? 他人に人生を踏みにじられながら生きるのがそんなに好きなのか?

    ―――中略―――

    ここまでされて、ただ落ち込んでるだけで、考えもしねえ。少し頭を使えば、相手を効果的に追い詰める方法なんかいくらでもあるじぇねか。やれるのにやらねえんだ。考えようともしない。馬鹿馬鹿しい。


    武が言うには、学は力があるのに、それを使おうとしない大馬鹿ものらしい。たしかにそれは思った。

    詠美たちのいじめだって対抗策なんていくらだって浮かぶものね。なんで学は現実に、不干渉を貫くんだろうか?

     

     

     

    いる事自体が悪いやつなんかいるか

     

    CARNIVAL MONTE CRISTO (431)

    さっきはああ言ったけど、別に、お前のせいだとは思ってねえよ。何もしてないのに、ただいただけで逆恨みされたんだろ? そんなんで責任をとらなきゃならないなんて、そんな理屈はない。いる事自体が悪いやつなんかいるか


    このセリフは今まで虐げられてきた、武だから言えるんだろうね。

    そこに"いた”だけで悪物にされ、生きてること自体が間違っていると母親に言われ、そうやって存在を否定され続けてきた武たち。

     

    "いる事自体が悪いやつなんかいるか”っていうのは、理紗に言ったんじゃなくて、自分たちに向けての発言なんだよね。




    理紗の価値観はどうなってる?

    CARNIVAL MONTE CRISTO (438)


    武君は、私がちゃんとしてれば、そんな事しないと思ってる。それとは別に、もし、それが間違ってて、本当に殺されちゃったとしても、それはしょうがないと思う。どっちに転んでも、私は納得出来る

     

    ―――どっちに転んでも、私は納得出来る


    学くんと一緒にいられないのは嫌、そのせいで武くんに殺されちゃっても、私は納得できる、と言い放つ理紗。


    シナリオ1の最後のBADENDで、学は”理紗は、僕の新しい神様になる”と言っている。これと同じ事が、理紗にも起きてるんじゃないでしょうか。

    理紗にとっては、学は神様同然で、その神様が死ねと言うんだったら死ぬし、助けてというなら助ける。

    彼女の中では、学(神様)に絶対的な価値を置いていてるんじゃないですかね。


    神様って全知全能の万能物みたいなイメージがあるけど、CARNIVALで語られている神様って、尊敬や崇拝の意味を指しているのかなと思う。


    理紗の中では、学のこと以外は同列の低価値のもので、さして興味がないのかもしれない。




    お前が元通り一人になれば、全部解決するらしいぜ

    CARNIVAL MONTE CRISTO (456)

     


    学、どうやら俺とお前が元通り一人になれば、全部解決するらしいぜ。お前はもう俺の知ってることを全部知ったんだ。今のお前はそう言うのを受け入れても大丈夫になったってことだ。

    二人で分担してやるよりも、一人でやったほうが、きっと正しいんだ。もともと一人だったんだしな

     

    学は弱かったから、武に嫌なことを全部押し付けてたんだよね。

     

    誰かに殴られて痛い思いをしたとき、母親を手にかけてしまったこと、三沢を殺したとき、そういうすべてを。

    ―――全部解決するらしいぜ

    これはさ、つまり、学が自分の弱さに打ち勝つくらい強くなったってことでいいのかな。
    二人にならなくても、一人で”苦しみ”を背負い込めるようになったって思っていいのかな。

    ――――――――――――



    全部解決する、とは何を指しているんだろう。現実的には、学が武と一緒になろうが、彼は犯罪者だ。
    警察から追われる身だし、もうあの頃の日常には戻れないはずなんだ。そうなにひとつ解決していない…。

    ……ん? いや?まてよ。…そういえば、学がここまで、こんな非道い現状になってしまったのは、


    もしかしたら、彼自身が原因なのか?



    武は以前こう言っていた。"やれるのにやらねえんだ。考えようともしない。馬鹿馬鹿しい”、そうだ。学は現実を諦めていた、抗うことも、あがくこともしなかった。

    もし理不尽という現実に、その全てに、抗っていたら? 抵抗していたら? 反逆していたら? きっと彼の人生は違っていた。今よりずっとよくなっていたはずなんだ。


    学校でのいじめも、母親の暴力も、一方的にやられるんじゃなくてやり返すんだ。その気概を持っていたのは武だけだった。


    武は現実をなんとかしようと頑張っていたんだ。その形が暴力だったとしても、必死に足掻いていた。それはひとつの強さだよね。




    そんな彼の強さを、学が持ちあわせたなら、そうだよ、生きることの苦しみが、少しはマシになるんじゃないか?


    弱さゆえの向上心、とでも云うんだろうか。現実を切り開く力を今、学は持っている。―――全部解決されるかもしれない。

     

     

    おわり

    シナリオ2、モンテ・クリスト終わりです。

    昨日中に全部終わらせるとか、言いながら、あともう一本残ってるこの現実……すません;;




    なんというかあれですね。ずっと物語の中に耽りながら、それについて考えているんですが、ふと気づくと何も考えられない状態に陥いることがしばしばありました。


    思考のカンストとでも言うんでしょうか。もう何も思いつかないよ! これ以上を何を考えて、捻りだせばいいのよ! みたいなヒス状態。


    プレイ日記って、プレイした履歴をざっと眺め、考えついたことを、記事にぶつける―――といった聞くだけなら簡単なことのように見える。 んですが、いざやってみるとすんごい時間食います。なんぞこれ!


    ・CARNIVAL レビュー記事

    CARNIVAL 生きることは罰なんだね 感想

     

    <参考>

    CARNIVAL
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