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2013/01/26

CARNIVAL 生きることは罰なんだね 感想

Category:エロゲーのレビュー

Keyword:CARNIVAL.

    CARNIVAL52 
     

    評価│★★★★(4.7)

     

     


    『 世界は人間を愛してくれない 』 

     

     

     

     

    <!>CARNIVALは、人を殺害した少年の脱走劇から始まる物語。公式ジャンルは『サイコ陵辱ノベル』

     

     

     

    CARNIVALおすすめポイント

     
    1)狂気性を孕んだ文体、どろどろとしたBGM、壊れてしまってる登場人物。そういうダークな作品。萌えなんか一つも出てこないのです。


    鬱ゲー・・・と言うよりは、哲学ゲーですかね。なんというか「私たちがどういうもので、どういう存在なのか」ということを訴えている。ゲーム終了後は、自分という輪郭が太く強調されます。まるで真冬に全裸でじっとしていると、寒さで自分の"肉”がよりハッキリするような、なんとも変な感覚を味わいました。
    詳しくはこちら
    参考│CARNIVAL 紹介記事+プレイ日記1日目│ やばい面白すぎる面白すぎるよこれっ!!

     

     

      プレイ時間
      15h (1h =1時間)
      面白くなってくる時間   1h~
      おかずにどうか?   そこそこ使える
      お気に入りキャラ
      木村学

     

    原画 川原誠
    シナリオ 瀬戸口廉也(唐辺葉介) , たにみちNON(Hシーン) , 寿衣谷(Hシーン)
    音楽 Elements Garden , milktub(ED曲)
    声優 ダイナマイト☆亜美(九条 理紗) , 吉川華生(渡会 泉)
    白井綾乃(志村 詠美) , 伊藤瞳子(高杉 百恵) , 長崎みなみ(九条 香織) , 岩泉まい(樋口まゆら、樋口まゆ)(志村 麻里) , 氷河流(木村 学)
    紫苑みやび(マナブの母、洋一) , 柏木信人(三沢) , 榎津まお(その他)
    歌手 NANA(OP曲「カーニバル」 ) , YURIA(有里亜)(ED曲「記憶」)
    その他 桑島由一(企画・原案・プロット作成) , 倉嶋丈康(まっぴーらっく.)(OPアニメーション) , Iris motion graphics(tsukune.)(プロモーションムービー)


     

     

     

    キャラ順位

     

    1位 木村学
    CARNIVAL (631)


    壊れてしまった狂ってしまった、失われてしまった人間が大好きな私は、やっぱり彼のことが大好きです。

    間違えてしまうところも、考えすぎて思考が空転し暴発するさまも何故か愛おしい。

    学の良さって壊れながらも、大事なものを精一杯守ろうしてる姿勢なのかなと思います。まだ”人間が人間を救えると思って"るところとかですか? ええ、そんなとこです。


    そして学を好きになれないなら、CARNIVALを長く続けることはできないと思います。途中で「こいつは狂ってる」と投げ出してしまう可能性大です。


    (著)西尾維新の『戯言遣いシリーズ』や、(著)村上春樹の『ノルウェイの森』の主人公が好きな方は、肌感覚が合うんじゃないかなと思います。うにー。

     

     

    2位 渡会泉・九条理紗

    CARNIVAL (17)新、CARNIVAL (15)



    2位のランクインは、泉ちゃんと理紗。順位を振り分けようと思ったのですが、どちらも甲乙つけがたい。

    好感度でいえば泉ちゃんが、抜いている。ただ、理紗と学の組み合わせが最高すぎるので、そこらへんでトントンになってますかね。


    泉ちゃんは可愛い。理紗は最高、みたいな変な図式が成立。そしてどちらも結婚したら幸せな家庭を作れる気が――――気がするだけでした。

    ああけど泉ちゃんは母性本能でまくってるよねー。

     

     

    3位 志村詠美
    CARNIVAL (24)


    三位は詠美ちゃん。泉ちゃんと理紗だけがヒロインなのでこっからは、サブです。サブサブです。


    三位といっても、正直これは消去法。詠美ちゃんには可愛いと感じなければ大好き! とも思いません。

    どちらかというと、えろい! と自業自得だよね! という感情が強いです。


    けれど自分の妹のことを思ってる姿は素敵。学に辛い思いをさせた張本人でありながら、家族は大事にできる。人は悪魔にも天使にもなれるんですね。そして神さまにも。


    4位 マリと百恵

    CARNIVAL (110)CARNIVAL (127) 


    4位には詠美の妹のマリちゃんと、婦警の百恵ちゃんが同着。

    この二人はあまり物語に関わってこないので、これといった感情がないです。(キャラとしての配置に意味があったんでしょうね)

     

    <!>ここからはクリア後の感想です。ネタバレにご注意。

     

     

     

     

     

     

    世界は人間を愛してくれない

    CARNIVAL0050


    CARNIVALは、失われた人間たちで溢れていた。


    木村学は母親から虐待を受け、学校では常に苛められていた。
    九条理紗は、父親の歪んだ愛(性)を一身に受けていた。
    志村麻里は、母と父どちらからも愛情を注がれない。


    そして、子供を壊している親たちさえも、被害者だった。
    木村学の母親は、愛していた夫から裏切られ心がおかしくなる。
    九条理紗の父親は、誰からも理解されない孤独を味わう。

    学を虐めていた、加害者の志村詠美と三沢。
    二人とも最後には被害者になっていった。
    前者は暴行にレイプ。後者は殺害され人生の幕を閉じた。



    じゃあ、学君のお母さんが悪かったのかというと、お母さんもきっと、辛い目にあっていたんだろうし。 どこまでさかのぼっても、みんな辛そうで、しかたなくそうしたように思えます。 (中略)

    世の中に、本当に悪い人なんかいるのでしょうか。




    みんながみんな、被害者だった。きっと誰も悪い人なんていなかったんだ。彼らは傷つけ、傷つけられて苦しんでいた。みんな愛してなんて貰えなかった。不幸だった。

     

     


    1)不幸である彼らは、幸せを得ることはない


    CARNIVAL034


    学は理紗と交わったあと、まどろむ夢の中で楽園を見る。そこには死んだ母さんがいて、理紗がいて、学の三人だけがいた。

    僕はとても幸せだ。何もかも、うまく行きそうな気がする。これまで色んなことがあったけど、この瞬間から、全部がきっと良い方向へかわるんだ。

    今までのことは全部、これからの温かい生活のためにあったんだ。明けない夜はないし、止まない雨はないって、本当のことだったんだ。(中略)

    「もうよしな。あとがつらいよ」


    後ろから、声が聞こえる。

    「あと、少しだけ」



    この夢は「幸福」は現実にはないと示唆している。


    そして、もう一つ「幸福」について、学は違う言い方をしています。

    CARNIVAL (537)

    「うーん、幸福ってなに?」

    「またすごい質問だなあ」
    「なんだと思うの?」
    「そうだなあ、わからないけど、なんとなく、今思ってるものだけどいい?」

    「うん、なに?」
    「ガラクタ」

    「えー、幸福はガラクタなの?」
    「気に入らなかったら、違うのもある 」
    「なに 」

    「ほら、マンガとかでさあ、馬の頭に釣竿つけて、先っぽにニンジンつるすでしょ。馬はそれを追いかけてずっと走るって 」
    「うん 」

    「あのニンジン」

     




    どういうことか?
    うん、もっと簡単に言おう。


    "僕たちは決して幸せにはなれない”って言っているんだこれは。



    学がいくら苦しもうが、痛みにもがこうが、それにじっと耐えても、この世界がやさしい王国になることなんてない。

    幸福が、ずっと続く世界にはならない。

    努力をすればとか
    今までが不幸だったからとか
    苦労を背負い込んだ分幸せになれるだとか、


    そんなのは、絵本の中だけだ。

     

     

     

    2)幸福がないこの世界で、生きていく




    幸いは得られなく、ただ苦しいだけの人生。じゃあなんで生きてるんだろう? 死んじゃだめなのか


    CARNIVALはそれを否定します。自殺というラクな道を拒絶します。例えば、




    学は事あるごとに、責任の所在を問いかける。




    ・母親を殺してしまったとき
    WS000049

    もう全部駄目になった。でも、僕は生き残るよ? 理紗。僕は生き残るんだ

    僕は母親殺しの罪で一生苦しみつづける。ただ、ちょっとの間だけ、猶予を持つ。今は無理だ。気が狂う。狂ったらラクになっちゃうだろう? それは駄目だよね。



    ・理紗を銃で撃ち殺すとき
    CARNIVAL0048

    やるんなら、僕は、自分でやらなくちゃいけないんだ。そうなんだ、僕は、最初から、自分でやらなくちゃいけなかったんだよ


    ・武と学が混ざり合うとき

    二人で分担してやるよりも、一人でやったほうが、きっと正しいんだ。もともと一人だったんだしな

     




    ・学の中にある、すべての人格が消えたとき

    新、CARNIVAL (11)

    もう大丈夫だよ。ありがとう

    (僕が頭を撫でてやると、彼は、泣きながら、段々薄くなって、そして消えた)

    (暗闇に僕は、ただ一人で、立っていた)


    学はいつだって”一人で”だとか"自分で”だとか言っている。すべての責任は自分だけのものだと語っている。それは誰かに任せていいものでもないし、勝手に放っぽっていいものじゃない。



    責任という、生きることの苦しみを自分一人で負わなくちゃいけないと、そう言っているんだ。

     

    ねえ、生きることは罰なんだね

    輪るピングドラム

     


    生きてること自体がもう罪なんだ。ぼくたちはこの原罪を贖うために生きている。だから自殺なんていう、ラクな道は選んじゃいけない。

     

     

     

    そんな僕たちの罰。


    僕たちの罪は、実は解決できる。解放され安らぎを得ることができる。


    ただ一人の手によって、僕たちは赦されることができる。


    誰だかって?

     

     

     

     

     

     

     

     

     



    そいつは、神様っていうやつだよ。

     

     

     

     

     

     

     

    3)神様はすべての罪を赦してくれる


    CARNIVAL (597)

     

    シナリオ3で、理紗と泉ちゃんが教会へ行ったときのことを覚えているだろうか。そこで神父さまは、神について語る。

    えーと、つまり、その神様は、良いことも悪いことも全部知ってて、神様に比べて愚かな人間が間違って、その、罪を犯した時に苦しい目にあっていたら、赦してくれるんですか?

    はい。その人に、神に赦しを乞うための、悔い改める心構えさえあれば

    それが、どんなひどい罪でもですか?
    神に、許せない罪などありません


    神に許せない罪など無いらしい。つまり、僕たちは”神様を信じ”ることができれば、救われる。



    理紗はそれを求めた。

    もし、それが本当だとしたら、
    私の望んでいたもの、そのものじゃないでしょうか

     

     


    彼女はそのあと聖書を購入し、読破した。再読し精読した。
    彼女が得た答えはこうだった。

    うまく言えないんですが、これを読んで、

    「助かりたい」
    と思う人もいるでしょうけれど、私はむしろ
    「助かるべきじゃない」
    と自分が無意識に思っていたのを、自覚させられたのです。

     

    理紗は自分のことを、”助かるべき”ではないと考える。作中で理紗は、どうしても神を心の底から信じることは出来なかったと言う。



    ここ、すごく面白いと思うんですよ。



    だって全知全能で、すべての人間の罪を赦してくれる「神様」でさえ、理紗を救ってあげられないんです。なのに彼女を救ってあげられたのは、木村学なんです。

     

     





    CARNIVALのラストシーン。理紗の独白。

    新、CARNIVAL (21)

    学君に出会えてよかったと、心から思いました。

    こんな気持ちになれるなんて、ずっと、もう本当に長い間、想像さえも出来なかったんです。


    とても怖いけれど、とても幸せです。

    この瞬間が、少しでも長く続けばいいのに。


    理紗は、今まで得ることがなかった一瞬の”しあわせ”を感じることができた。



    4)なぜ理紗は学によって救われたのか




    ここで疑問が生まれます。

    なぜ神様では救えなかった理紗を、木村学が救うことができたのか?



    それは、理紗は神様を信じることは出来なかった。けれど、学のことは信じることが出来たからです。

    「神様」なんていうのは、”信じ"る対象でしかない。 信じることが出来れば、それが「学」でも「お母さん」でも「理紗」でも

     

    ”神様"になれる。”わたしを赦し”てくれる存在になれる。

     

     

     


    学が理紗をゆるすように、理紗も学をゆるしてあげられる。
    二人は二人をゆるしてる。彼と彼女は互いを信じている。


    生きている罰を、誰かに赦してもらえるから、ぼくたちは今日も生きていける。足を一歩だけ前へと動かすことができる。

     



    だから、『CARNIVAL』はこの一文で終わるんです。

     

     

     

     

     




    ―――理紗が望むなら

     

    僕は、人をやめて、神にでもなんでもなろう。

     

     

    新、CARNIVAL (21)




     

     

     

     

     

    CARNIVAL―――絶対に幸せになんてなれない僕たちに送られた、それでも"生き”ろという残酷なメッセージ。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    心に残った、大好きな言葉

     

    CARNIVAL (226)


    木村学

    拳銃は純粋でシンプルな機械だと思う。弾丸を手軽に強く飛ばして目的を粉砕するだけの単純で強靭なライフスタイル。
    こんな風に生まれたら良かったのかしらん。

    じゃあ、学君を好きになってもいい資格、私にあるかな?
    うん
    じゃあ、学君を好きになるよ。ってずっと前から好きだったけど。フライングかな
    それでも公式記録として認めるよ。どうせいい加減な競技だ。僕だってフライイングしてたし、そいれで、僕も理紗のこと好きでいていいの?
    もちろんだよ!
    そっか……
    そうだよ! あったりまえじゃん!
    じゃ、じゃあ、僕は心から、一生理紗をチャイコフ好きー!

    それにしたって、アンタ、なんで学が生まれたかって、そりゃてめえが避妊しないでセックスしたという事実以外の何だって言うんだろうな。

    別に学だって自分のつもりで生まれてきたけじゃないんだっつうの。
    大人なんだから、子供作るかつくらないか、くらい自分できめられたと思うけれどね。それが解らないくらい愚かなのかな。とにかく、人のせいにすんなよ。
    ましてや、そうやって生まれてきた子供に言うなんて最低だぜ。

     

     

    何もしてないのに、ただいただけで逆恨みされたんだろ?

    そんなんで責任をとらなきゃならないなんて、そんな理屈はない。 いる事自体が悪いやつなんかいるか

     

    ねえ、どう思う? 理紗? 
    僕が新しく来た世界は、ちょっと広すぎるような気がするよ

    私、その言葉、信じるよ。信じるってことはすごい大変なことなんだよ? 学君、私の言っていること、わかる? 

    わかるよ。僕も、理紗を信じる。何度裏切られても、捨てられても信じる。僕が気が狂っても、理紗がおかしくなっても 
    世界が平で象と亀が支えてるのが真実だったとしても、空からピンクのライオンがドサドサ降ってきても、理紗だけはずっと信じる


    詠美の足が月の光に青白く光っている。

    女性の足が美しいのは、ひとつには性器の蓋であるからだ、って、誰の言葉だったっけ。

    僕が顔を見ようとすると、どうしても目が合い、そうするとなんとなく挙動不審、というか、あれね、人のむき出しの目って苦手なのだよね。見たくないものが見えたりするし。

     

     

    九条理紗

     

    でも、やっぱり良くないことだよ。あんな事はやっぱり、しちゃいけないことなんだ。

    自分をつくったものを壊すのは、しちゃいけないことなんだよ

     

    なんだかね、これって、ある意味カンペキなハッピーエンドだと思うんだ 

    あ、それは、僕も感じてたところ 
    それなら、良かった
     
    うん。ありがとう。理紗のおかげで、少し変われそうだよ。理紗は、僕の新しい神様になる 
    それは嬉しいなあ。うん、すごい嬉しい 
    それならよかった。じゃあ、さよなら

     

     

    志村詠美

     

    ねえ、誰にも愛されないで育った子供の気持ちって、わかる?
    とても辛いのよ。一生ずっと、辛い思いをしていかなくちゃいけないのよ。
    妹に、そんなふうにさせたくないの。私は母親にはならないけれど、でも、気持ちは凄いわかるから、なんとか、愛情をあげたいの。ねえ、わかるでしょ?

     

     

     

     

     

     

     

    プレイ通の雑感コーナー

     


    信じるってさ、すごい難しいんだね

     

    CARNIVAL0050

     

    あんなにも気に入ってい音楽を、今はもう聴いてないことに気づく。昔は浴びるように、鼓膜を震わせていた音の波だったのに。今のぼくは、それがあんまり好きでなくなってしまった。


    きっと、そういうものなんだ。

    そんなふうにして、ぼくは、ぼくの好きを移ろいゆかせる。


    うん。”好き"を続けることだって、ラクじゃない。



    きっとこの世界は、そういうものなんだ。


    それは脆くて

    曖昧で

    不確かだった。


    気づけば、もうそこになかった。
    全てが変わり、流れてしまう、蜃気楼の世界。



    僕たちは続けることが難しい。"すき”をつづけることも、誰かを愛すことも、嫌いになることも、信じることも。大変だった。


    続けることはすごく難しいんだ。



    信じること2

     

    学が二階の部屋を見つけてしまったとき。

     

    CARNIVAL (302)


    ドアの向こうは、書斎になっていて、その床には、体中を縄で縛られた、あられもない無残な少女が転がっている。詠美だ。肌には痣があって、暴力を振るわれた痕跡を示している。

    理紗を疑ってしまったときの、感想Part2です。

    ―――――――――

    信じるってことは大変なんだね、とそう痛感したよ。いくら幼馴染で昔からの付き合いがあって、好意を寄せて、互いに好きだったとしても、相手のことなんて、わからないんだ。分からないし、全部を理解するなんて出来ない。


    これはもう真理といってもいいと思うんだ。



    僕たちは、自分以外を理解できない。キミを理解できない。他人の心なんて理解るはずないんだよ。そして自分自身さえあやふやなんだ。


    それを分かったうえで、信じる、信じられる、信じようと思う気持ちはすごい。尊い。なによりも誰よりも、いかなる法則さえも歪める、純血で純白な潔癖さがそこにはある。

    信じる……信じるね。


    よくドラマやなんかであるじゃんか。「僕はキミを信じるよ」って、いうセリフ。そういうのが蔓延ってるじゃん。

    だから、信じるってことは容易いような、そんな難しくないような気がするでしょ? 平気で「ああ、うん信じるよ」って口に出しちゃうでしょ?

    けどさ、現実問題として、僕たちはそんなに”信じ”られないんだよ。もしかしたら一瞬でいいなら、信じられるかも。ね。半瞬でいいならもっと楽ちん。

    ……信じ"続ける”のって、本当に本当に難しいものだなーと思っちゃうんだよ。

    それはさ、恋人が言ってくれた”すき”だったり、結婚式のときに誓いあう言葉だったり、交わした友情や、ちょっとした約束でさえ

    ずっとは無理だよ。いつかは、無くなってしまうよ、いつかに壊れてしまうよ。

    この学校は、好きですか。わたしはとってもとっても好きです。

    でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。

    楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。…ぜんぶ、変わらずにはいられないです。それでも、この場所が好きでいられますか。

    CLANNAD

     

     

    だって僕たちが暮らしているこの世界は、

    時間というやつは、


    いつだって、

    いつだってぼくたちを壊れさせることしか考えてないんだ。

     

    ははっ、神さま気取りかっての。

     

     

     

     

     

     

    シナリオ2 モンテ・クリスト


    CARNIVAL MONTE CRISTO (456)

    シナリオ2の題名モンテ・クリスト。なぜこの名前なのかもう一度考えてみました。


    CARNIVAL 『MONRE-CRISTO』 END 5日目では、武よりの話だったんですが、やっぱりこれは学―――というより学(武)という一人のことを指しているんじゃないかなと。

     

     

    †††††††考える考える考える††††††††††

     

    モンテ・クリストとは、ある小説の中の、登場人物の名前らしい。日本では「巌窟王」で通ってる。(巌窟王はアニメでしか知らないですね)

    ストーリーの概要

    主人公エドモン・ダンテスが無実の罪で監獄に送られ、そこで長い年月を過ごした後、脱獄して巨万の富を手にし、モンテ・クリスト伯爵として自らを陥れた者たちに復讐する物語である。

    無実の罪、脱獄し、復讐、

     

    ――――――ここから――――――

     

    無実の罪は、というのは生きてること、かな。生きてるだけ虐げられる。親には殴られ、学校の同級生にはいじめられる(高校だけじゃなく小学校からずっと)。
    無実(生きているだけ)なのに罰を与えられている。


    脱獄というのは、そんな世界へのあり方、ようは自由? うん自由。正義やら法律やら倫理観やら既成概念から、束縛を受けないで自分が自分のありのままに行動すること。(泉ちゃんルートでも、理紗のお話の最後でも自由が語られている)

    きっと学は、護送中のパトカーから脱走したとき、”世界”からも脱走したんだ。


    復讐、これはつまるところ、世間やら、現実やら、理不尽というものに対する復讐なんだと思う。今まで自分を虐げてきたものに仕返しを。

    まず手始めに、いじめてた元凶の三沢を殺し、詠美を犯した。
    そして次に、”正義”というクソッタレの化身、婦警に罰を与えた。正義でさ、学たちは救われたことなんて一度もないんだよ。だからこれも復讐の対象にあてはまる。

    そして次だ。次は理紗のお母さん。
    これは”母親”というものに対しての、復讐。自分の母親に、そして理紗になにもしてあげられなかった母親に。

    戻って最初、そう一番最初の復讐した相手は、母親。
    毎日ヒステリックに騒ぎ、拳を振りぬき、物を投げ、大事なものを壊したそんな自分を作った人を、学たちは崖から突き落とした。

    こう考えるとしっくり来ると思う。


     

     

    ―――ここからシナリオ3 トロイメライのプレイ雑記―――

     

    CARNIVAL シナリオ3 ”TRAUMEREI"。

    トロイラメイは夢、夢見心地、子供の夢想という意味なのだとか。

    このシナリオは、理紗視点のお話です。学と武からの視点からでは窺うことができなかった、理紗の中身に迫っていきます。


    泣きたいときに泣いちゃだめなの?

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    photo credit: Marco Nedermeijer via photopin cc

     

    なんで、泣きたいときに泣いちゃだめなの?
    (私が言うと、)

    家族には役割があって、お前はお姉ちゃんだから、しっかりしないといけないんだ。そうしないと、家族ってうまくいかないんだよ。みんなが不幸せになるのは嫌だろ?

    私が頑張れば、みんな幸せになる?

    うん、頑張ればきっとそうなる。みんなのためだよ、もうお姉ちゃんなんだから

     

    理紗は今よりもっと小さいころ、父親にそう言われたらしい。


    泣きたいときには、泣いちゃだめなのか? これに対応する父親の言葉が、すごく不愉快です。


    ―――そうしないと、家族ってうまくいかないんだよ。みんなが不幸せになるのは嫌だろ?



    理紗はお前らの贄じゃない。不幸を肩代わりする、藁人形じゃないんだ。

    泣きたかったら、泣けばいい。痛かったら痛いって言っていいんだ。いいんだよ。


    CARNIVAL00029




     

    僕が君と仲良くなりたいワケ

     

    CARNIVAL (482)

     

    助けてくれたからって訳じゃないよ。それは確かに嬉しかったけど、でも、それは、僕が九条さんのことを好きになる理由にはなっても、僕が九条さんと仲良くなれそうな気になる理由にはならないよね? わかる?

    うん

    そりゃ、僕が、自分が好きになった相手は、向こうも好きになってくれる、って信じてるような人だったらそうなるかもしれないけど、僕はそうじゃないよ。だって世の中ってそんなふうにはなってないでしょ?

    ―――中略―――

    えっと、僕が、なんで九条さんと仲良くなれそうだって思ったかという理由なんだけど

    うん

    えーとね

    なに?


    なんとなく、なんだ

     

    なんとなく…なんとなくね。


    なんかここ、すごくいい場面だと思うんですよね。

     

    なんの打算もなく、なんの思惑もない、損得で考えない。なんとなくで、相手に好意を持てる。

    なんとなくで、相手と仲良くなれる。
    なんとなくで、相手を信じられる。


    信じるっていうこと、好きになるっていうことに、根拠なんていらないんだ。と言ってる気がします。なんとなく良い感じです。

     

    父親と理紗の秘密

     

    CARNIVAL (489)

     

    いつからこういった習慣が出来たのか、思い出せません。
    父は、何か理由をつけては、私の部屋におとずれて、こうして服を脱がし、身体を子細に観察したり、肌に触れたりするのです。

    父は私に、親子だから、大事にしてくれているから、そういしてくれているのだ、といっていました。

    ―――中略―――

    「理紗、今日は、もっと違うやりかたをしよう。大事な人間同士が、お互いが好きだっていうことをもっと確実に確かめ合う方法があるんだ。理紗はまだ全部はできないかもしれないけれど……」

    「え、それはどういうの?」

    「大丈夫だよ。任せていれば。理紗、お父さんのこと好きだろ?」

    ―――中略―――

    そのころ丁度、あれは恥ずかしい因習だと思うのですが、お赤飯の日を迎えて、そして、その日に父から、『信頼を確かめ合う方法』を最後まで教わりました

     

    学の視点からでは決して窺い知ることの出来なかった、理紗の家の実情。父親の実態。痴態。


    もうここまで来ると、理紗の父親に怒りなんて浮かばないよね。怒りじゃなくて呆れというよりは、失望。どこもかしこも、希望なんて・・・ないのかな。

    CARNIVALはやってみると、登場人物に救いがない。誰も最初になにかしら奪われてる、ような気がします。



     

    お母さんのこと好き?

     

    CARNIVAL (486)

    お母さんのこと好き?

    きまってるじゃん

    どっちに


    好きだよ

    (学君が、あんまりにも屈託もない笑顔で言ったので、あの傷を思い浮かべた私は、胸をつかれたように驚き、やっぱり目の前のこの少年は、何か違うんだ。と、思いました)


    子供は親が一番なんだよね。それは小さければ小さい頃ほど、その比重が大きいと思う。


    インプリンティング。

    親の言葉は、自分の言葉になるし。親の行動は、自分の習慣になる。子供は親からいろいろなものをコピーして、はやく人間になろうとするんだよね。親という人間みたいに、なろうとするんだ。


    だからさ、愛してもらえかった子供は壊れてしまう。

    ねえ、誰にも愛されないで育った子供の気持ちって、わかる? とても辛いのよ。一生ずっと、辛い思いをしていかなくちゃいけないのよ。妹に、そんなふうにさせたくないの。私は母親にはならないけれど、でも、気持ちは凄いわかるから、なんとか、愛情をあげたいの。ねえ、わかるでしょ?

    CARNIVAL・詠美


     

    うーん、幸福ってなに?

     

    CARNIVAL (537)

     

    そうだなあ、わからないけど、なんとなく、今思ってるものだけどいい?

    うん、なに?
    ガラクタ

    えー、幸福はガラクタなの?
    気に入らなかったら、違うのもある
    なに

    ほら、マンガとかでさあ、馬の頭に釣竿つけて、先っぽにニンジンつるすでしょ。馬はそれを追いかけてずっと走るって
    うん

    あのニンジン

     

    こういう学の感性、すごいいいな。どきっとする。


    学の論だと、幸福には一生ありつけないって言いたいんだろうね。幸福は人を動かす原動力にはなるけど、走る源にはなるけど、いくら走っても得ることは叶わない。
    例え手に入れることが出来たとしても、ガラクタなんだよと。



    すこし理解できてしまうところが、嬉しくもあり悲しかった。
    ぼくたちがたまーに感じる”幸せ”、あれって消耗品なんだよね。

    得れば得るほど、実感がうすくなってくるし、
    感じれば感じるほどに、効果がなくなってくる。


    美味しい料理も食べ続けたら、だんだんと"おいしい”が消えていくように。幸せは一瞬でしかない。そんな一瞬を求めて私たちは、今日も走り続けている。


    そんな一瞬でしかない"幸せ”は果たして"幸福”といえるのだろうか? って。
    学が言っている「幸福」というのは、刹那でしか感じられないものではなく、悠久に得られるモノ、楽園みたいなそんな風景を思い描いているんじゃないかな。

     

    精神の崩壊



    CARNIVAL (555)

     

    理紗、ねえ、これは違うんだ。僕は、母さんが好きなんだよ。くそっ。でも、仕方なかったんだ。だって、俺が生きていけないんだ! 何でこんなことしなくちゃいけないんだ? 誰も悪くなんかないんだ。やっぱり受け入れるのは無理だったんだ、結局こうなるしかなかったのかもしれない。悪いのは俺か? 僕が悪いのか? でも、あんなことをした母さんはなんにも悪くないっていうの? あんなやり方間違ってる

    ―――中略―――

    だって僕はもう耐えられないんだ。限界なんだ。それにしても、頭が痛いな。世の中はそうなってるんだね。どうしてだ? ねえ、わからいよ。理紗。僕にはわからない。ねえ、どうしたらいいの? こんなはずじゃなかったんだ。二人に分けたのは失敗だったかもしれない。僕が壊れたほうがよかったの?



    武が母親を崖から突き落とした、直後、学の精神が崩壊していく。

    母親は好きなのに、武は―――いや学は母親を殺してしまった。

    理性じゃない、意志とは関係ない。
    どんなに愛があっても、どんなに大切でも、こういう状況になったら反応してしまう。殺してしまう。

    大好きなのに、壊してしまうことがある。




     

    もうひとつの人格

     

    CARNIVAL (559)

     

    理紗、大丈夫。すぐ学は……僕は、落ち着くから。少し二人の仕組みを変えるんだ。今までのやりかたは間違ってたんだ

    え? あなたは、誰?

    一応、学だ。くそ、頭が痛い。こんなことになるとは思わなかった。ヘマをした。取り返しがつかない。もう全部駄目になった。でも、僕は生き残るよ? 理紗。僕は生き残るんだ

    僕は母親殺しの罪で一生苦しみつづける。ただ、ちょっとの間だけ、猶予を持つ。今は無理だ。気が狂う。狂ったらラクになっちゃうだろう? それは駄目だよね。ねえ、理紗、ちょっと寝るよ。そして、起きたら、学は忘れてる。武に押し付ける。ちょっとの間だけだ。でも、卑怯だと思ったら、学に教えてやってもいい。任せるよ。理紗に任せる。



    「学」と「武」以外のもう一つの人格。理紗がいうには、学くんの人間全体のような意識。調律者みたいな人格なのかな?



    学は本当に母親のことが好きだったんと思う。彼女にどんなに虐げられても、憎しみを持っても、悪意を抱えていても、好きだったんだと思う。

    だから私は思ったんだ。そんな母親が死んで、自分が殺してしまったとしたら、学は自殺してしまうんじゃないかと。
    学にとって、お母さんは神さまだったはずなんだから。

    ―――でも、僕は生き残るよ? 理紗。僕は生き残るんだ


    でも学は、自殺という道は選ばない。

     

    ―――今は無理だ。気が狂う。狂ったらラクになっちゃうだろう? それは駄目だよね。

     

    学を総括するもう一人の人格は、自殺や狂うといったラクな道は取らないよ、っていう意志が見える。
    生きて、生きて、生きて生きて生きていきて生きなきゃ駄目なんだよと言ってるみたいだ。


    生きて、罪を償えと言っているのかな。


    生きるのって、何でこんなにつらいの?

    それに、それにね。だって、私の方が教えて欲しかったんだよ? ねえ、何が悪いの? 親が子供にひどいことするのは、子供が生まれたからで、最初から子供が生まれなかったら、そんな悪いことなんか起きなかった、だから、子供が生まれたのが悪かったんじゃないかって思うの

    だけど、子供は自分から好きで生まれたわけじゃないよね? だから、そんな子供にひどいことするのは親が悪いと思うの。どっちが正しいかわからないの。ねえ、学君、どっちが正しいの?

    理紗、泣いてる? 泣いてるの?

    わからない、わからないよ。僕も。それに僕はもう引き返せない。ただね、人間が生まれるのは誰の責任でもないんだと思う。生き物は新しい生き物を作るようにできてるんだ。それに関しては、親も子供も悪くない。良くもないけど。そういう問題じゃなくて、ただ、そうなってるだけだよ


    じゃあ、何でつらいの? 生きるのって、こんなにつらいの?



    子供が悪いわけでも、親が悪いわけでもない。ただそうなってるんだ。そういう仕組なんだよと、学は言う。


    ―――じゃあ、何でつらいの? 生きるのって、こんなにつらいの?


    きっと、心があるからだと思うんだ。


    きっと、もっと、僕たちが自動的だったら、こんなに辛くないのに。心なんてものが無ければ、こんなに苦しい思いなんて、しないはずなのにね。

    犬や猫といった動物のように、蝶々やカブトムシのような昆虫のように、食べて、動いて、食べて捕食してなめて、生殖活動さえしていれば良かったんだ。




    ”辛い"って、

    ”苦しい"って、

    ”悲しい"って



    こんなものを感じてしまう、心なんて、要らなかったんだ。

     

     




    キリスト教ってどういうもの?

     

    CARNIVAL (597)

    人は普通は、他人を殺したりしないでしょ?
    うん

    でも、他人を殺してやりたいとか、そこまで思わなくても、死んでしまえばいいとか、一回も思わない人なんかいると思う?

    ネガティブな人だったら、自分の方こそ死んでしまえばいい、でもいいけど


    たぶん、いないと思う
    でも、思っただけじゃ誰も逮捕されないよね
    うん


    キリスト教だと、思った時点でもう罪なの

    へえ
    そういう考えを思いつくこと自体がいけないの。キリスト教にはいくつか具体的な決まりごともあるんだけど、基本的には良心を持って、それに背いたらもう罪なの。日本でも犯罪じゃないけど、やったら駄目なことってあるじゃない。暗黙の了解ってやつ。


    常識とか世間体とか?

    そうそう、そういうの。日本だと、周りの人に迷惑だから、みっともないから、っていう理由だけど、クリスチャンだと、神の意志に反してるからっていう理由になるの

    つまり、日本人だと、世の中のため、が、キリスト教だと、神が言うから、になるってこと?

     

    ―――中略―――

    善悪の基準は全部絶対の神が決めて、それに従う、人間は馬鹿だから思わず間違っちゃって苦しいこともあるけど、神はそれも全部赦してくれる。苦しいことは全部告白すれば赦してくれる。っていうのが、私が感じたキリスト教の印象


    私は無宗教だから、宗教というもの少なからず抵抗を感じてしまうよね。


    「宗教」の歴史やそれに派生する物語は好きなんだけど、「信者」には嫌悪に近い抵抗を感じてしまう。



    なんでだろう?


    ―――善悪の基準は全部絶対の神が決めて、それに従う

    多分ここだ。

    自分が、自分でいられる大事な部分を、他者に任せてしまっているのが気に喰わないのだ。もう投げ出してしまってると言ってもいい。

    善悪の判断を神様に委ねて、価値観も全て丸投げし、最後には自分自身を引きずり渡す。そんな自己放棄みたいな真似がどうしても肌に合いません。

    最終的に行き着く先は、「今日の夕飯は何にしようかしらん? 神さまーなにがいいですー?」みたいな週末を思いつくのです。終末ですね、わかります。

    うにゃー・・・
    ……けれどこれは完全な先入観だし偏見だよなーとも思います。実際に、私は入信したことなんてないのですしね。



    ただ、あの手の勧誘活動は非常にメイワクだよなー・・・。一回食らうと、「もういいよ! やめて! 」とうんざりするほどにライフポイントが0になるのはいかがなものなの! 別に広めなくていいのよ!

     

     

    神に、許せない罪などありません

     

    CARNIVAL (606)

    えーと、つまり、その神様は、良いことも悪いことも全部知ってて、神様に比べて愚かな人間が間違って、その、罪を犯した時に苦しい目にあっていたら、赦してくれるんですか?

    はい。その人に、神に赦しを乞うための、悔い改める心構えさえあれば


    それが、どんなひどい罪でもですか?
    神に、許せない罪などありません



    ―――もし、それが本当だとしたら、
    私の望んでいたもの、そのものじゃないでしょうか

     

     

     

     

    そのあと、理紗は聖書を買い、ひたすら読んだ

     

    CARNIVAL (612)

    でも、そんなことは、正直、ちょっと虫の良すぎる考え方じゃないかと、少なくとも私自身については、思われたのです。

    私の犯した罪は、そんなに簡単に赦されていいのでしょうか。それは、神様にしたら、そんなことは些細なことなのかもしれないですけど。

    でも、どう考えても私にとっては、赦されてはいけないような気がして、すんなり受け入れることが出来なかったのです。

    ―――中略―――

    私は、繰り返しますが、自分という人間に、救われる権利があるとは、どうしても思えませんでした。

    もし終わりの日が本当に来るのなら、私は世界と一緒に滅んでしまったほうが、よほど辻褄があってると思いました。

    滅ぼされてしまうような間違った世界から生まれた私なのだから、世界と一緒になくなってしまった方が良いのだと思います。

    ―――中略―――

    うまく言えないんですが、これを読んで、

    「助かりたい」
    と思う人もいるでしょうけれど、私はむしろ
    「助かるべきじゃない」
    と自分が無意識に思っていたのを、自覚させられたのです。




    ここすごく面白いと思うんです。


    だって全知全能で、すべての人間の罪を赦してくれる「神様」でさえ、理紗を救ってあげられないんです。

    理紗が、もし誰かによって救われるのだとしたら、それは「学」でしかありえない。学は、神様よりすごいっていう見かたもできます。

    なぜか?


    理紗は神様を信じることは出来なかった。けど、学のことは信じることが出来るからです。


    「神様」なんていうのは、”信じ"る対象でしかない。 信じることが出来れば、それが「学」でも「お母さん」でも「理紗」でも



    ”神様"になれる。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ―――理紗が望むなら、


    僕は、人をやめて、神にでもなんでもなろう。

     

     

    CARNIVAL 木村学

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    あの子が、お前を助けてくれると、思ってたの

    CARNIVAL (637)

    ごめんね、理紗。私が間違ってた……。いつも、悪いのは私ね。あの子が、お前を助けてくれると、思ってたの

    ――中略――

    それに、私を助けてくれるのは、やっぱりあの人しかいない

     


    学が、学校で三沢を殺したあとの理紗の家。
    彼女の母親はこう言う。

     

    ―――あの子が、お前を助けてくれると、思ってたの

    理紗のお母さんは、父親が娘に何をしているか知っている。なのに、なんでお母さんは、理紗を助けようとしてくれないんだよ・・・・・。なんでなんだ。


    母親が父親の行いを白日のもとに晒してくれれば、それだけで理紗は救われるのに。


    世間体? 聞こえが悪い?


    そういった理由からなんだろうか。理紗のお母さんは、あんまそういうことを気にするような人じゃない気がする・・・。んー。お母さんは、理紗のことは本当は愛してない・・・とか?

    けど、これもなんか違うな。


    腑に落ちないです。なんかワケがあるのだろうか。

     

     

     

     

    どう考えたって、素敵な人生が約束されてるようなものじゃない?

     

    CARNIVAL (649)

     

    信じられない。だって、あなた、こんな立派な家のお嬢さんだし、成績も優秀だし、みんなの人望や人気もあるし、どう考えたって、素敵な人生が約束されてるようなものじゃない?

    なのに、どうして?


    そんなの、別に、素敵な人生でもないんです。私はちょっと、わがままなんだと思います。多分、人が見たら、うらやましいと思うのはわかるんですけど、でもこんなの、全部嘘なんですよ

    嘘?

    だいたい、私なんかには勿体ないんです。だから、なくて当たり前なんです


    詠美が言ったそれらは、理紗にとって嘘をついて得てきたものなんだよね。だから”なくて当たり前なんです"という言葉は納得です。


    彼女が一番欲しいものって、なんなのだろうか。

     

     

    そしたら、あなただけ有罪になっちゃうじゃない?

    それでも良いの?
    ええ、別に、構わないんです。そんなことは、別に

    そんなに好きなの?


    好きっていうか、なんだろう、特別なんです。彼のためなら、私はどうなったっていいし、彼が決めたことは、多分私が決めたことよりも正しいし、だから彼の言うとおりにすることが私にとってベストなんです

     

     

     

     

    詠美の妹すらも


    CARNIVAL (649)

     

    聞いて、私はね、家に、妹がいるの……。今の母親は、父親の二番目の奥さんで、その妹はね、母親の連れ子なの。
    だから、父親は嫌っていて、母親もそれに逆らえなくて、私が守ってあげないと、だれもあの子のことを愛してあげないの


    愛されなかった子どもたちでいっぱいなんだ。この世界は。

    学も理紗も詠美の妹も、みんな親に愛されてない。きっとみんな、愛して欲しかったはずなのに、拒絶されてきた子どもたち。
    選んで欲しかったのに、選ばれなかった。

    透明になっていくっていうのが、ちょっとだけ分かったような気がします。


     

    ―――この世界は選ばれるか、選ばれないか


    選ばれないことは、死ぬこと


    輪るピングドラム

     

     

     

     

     

     

    誰が悪かったのか

    新、CARNIVAL (11)

     

    じゃあ、学君のお母さんが悪かったのかというと、お母さんもきっと、辛い目にあっていたんだろうし。

    どこまでさかのぼっても、みんな辛そうで、しかたなくそうしたように思えます。

    ――中略――

    世の中に、本当に悪い人なんかいるのでしょうか。


    その人が”悪"いことをした根源を、辿って行くとその原因が見つかる。だったらその人が悪い人なんだ、と思ってその人の悪くなった原因をどんどん辿っていくと、原因が見つかる。それでs(以下ループ


    ってことを理紗は言いたいんじゃないかな。


    ―――世の中に、本当に悪い人なんかいるのでしょうか。


    誰も悪くない、そんな世界。

    たださ、この世界は間違っていたんだと思うよ。いろいろなものが欠けているし、いろいろなものが壊れていた、そんな話じゃないのかな。

    神様はさ、わざと不完全なこの世界を作って、そこで暮らしている私たちをあざ笑ってるような気さえするんだよね。底意地がわるい笑みを浮かべてさ。

    『世界は人間を愛してない』って、誰かが言っていたと思うんですが、思い出せません。

     

    世界は私たちを愛してはくれない。

    それはなんか、見放されてる気分になってしまいます。

     

     

     

     

    万華鏡

     

    CARNIVAL (496)


    様々に色彩を変える花火を見ながら、ふと、むかし学君が作っていた万華鏡を思い出し、それが欲しいと、学君に言ってみました。

     


    理紗はなんで、万華鏡を欲しがったんだろう。

     

     

    僕は目をそらして、空を眺めた。花火がパラパラとまだ続いている。
    「きれい」
    理紗がつぶやく。
    「うん」
    「何だか、万華鏡みたいだね。覚えてる?」
    「ん、何を?」
    「そっか、じゃ、良いんだ」
    「何?」
    「何でもないよ。ただ、私も万華鏡がほしいなって思って」



    万華鏡は学がお母さんの誕生日にと作った品。筒をずらせば見えるものが変わる。視点が変わることで、見えるものが違ってくる・・・。
    万華鏡に意味はなく、学が理紗のために作るってことに意味があるのかな?
    んー、他になにかありそうだなーと。

     



     

     

    生きていくのって、

    CARNIVAL (670)


    一緒にいられないの?
    うん、それに一緒にいるべきでもないと思う。学は理紗の父親になれないし、理紗は学の母親にはなれない

    生きていくのって、苦しいんだね

    うん



    もし神様がいたら、きっと人間のことは嫌いなんだと思うな

    そうかな、嫌いじゃないけど、好きでもないんだと思うよ。あんまり興味持ってくれてないんじゃないかな

    そうだね。罰も与えてくれない。世界は愛してくれない

    だけど……
    だけど、私はこの世界が好きなんだ
    そうだね
    だから苦しい
    片思いだ

     

    いっそのこと、この世界を嫌いになれてたら、理紗はもっとラクになれたんじゃないかな。

    ……けどそれって、死ぬことと同じなのかもしれない。

    ―――だけど、私はこの世界が好きなんだ

    好きだから、まだここに居るし、ここに居るから、苦しいんだ。

     

    学が自殺をしない理由もここにあるのかな。学は実際どうなんだ。この世界が好きなのだろうか。

     

     

     

    ニンジン

     

    CARNIVAL (670)

     

    ねえ、ニンジンを追いかけちゃだめかな?


    あれはどうやっても届かない仕組みになってるんだよ

    うん、わかってる。いいんだ、なんか、一生懸命走りたいの。後悔したくない

    それなら、しかたないね
    しかたないなあ

     

    得ることがけっして叶わないのに、それを求めるっていうのは、どういう心持ちなんだろうか。多分私なら投げてしまうよ。

     


    ―――うん、わかってる。いいんだ、なんか、一生懸命走りたいの。後悔したくない



    なんとなく、答えは出たかな?

    今のところは、だね。まだなんにもわからないよ。今からはじめるんだ
    そっか

    ――中略――

    こたえは出せなかったけど

    今のところは、こたえがない、っていうのがこたえでしょ?

     
    わからないという答え。本当にあやふやで曖昧で、何一つ確かなものがない。あれ、そうか、そういうことなのだろうか。


    この世界は、永遠じゃない。って言いたいのかもしれない。

    ヒトは変わる。心の移り変わりで、大事だったモノを捨ててしまうように。価値が変化していく。

    の移り変わりで捨てられる……込められた想いも、すぐに移り変わる。


    不確かさが寄せ集まったような世界。だからそこには正しい答えなんかない。きっとぜんぶ”わからない"んだ。




    それが正しいと、決めたのです

     
    CARNIVAL (685)

    私はがんばって一緒にいて、学君が幸福になって、そして私も幸福になる。それが正しいと、決めたのです。それがきっと、私の幸福で、私は私の幸福を願う。


    そんなあやふやで何かもわからないんだから、自分で決めたものが唯一の正しさなのかな。自分が自分で認められるなら、きっとそれは間違ってることじゃないのだと思う。

     

     

     

     

    新、CARNIVAL (21)

     

    そして、私たちは何もなかったように、ふざけあいながら、並んで階段を下りてゆきます。

    眼下には、ごちゃごちゃして、人の沢山住んでいる、町並みが見えます。

    あの世界のなかには、それぞれの人たちが複雑に絡み合って、どうにもならないしがらみのなかで、みんな、泣いたり笑ったり苦しんだりしているんだと思います。


    私たちは、お互いに下らない冗談を言い合いながら、一歩づつその世界へ向かって降りていきました。固く手を握り合って。

    ゆるやかな風が足元から吹き上げています。


    学君に出会えてよかったと、心から思いました。


    こんな気持ちになれるなんて、ずっと、もう本当に長い間、想像さえも出来なかったんです。


    とても怖いけれど、とても幸せです。



    この瞬間が、少しでも長く続けばいいのに。

     

    ―――この瞬間が、少しでも長く続けばいいのに。


    やっぱりそうなんだと思う。CARNIVALは不確かさ、時間は移ろう、というものをテーマに置いている。

    気がします。

     

     

     

     

     

    これがぼくたちの幸い

     

    CARNIVAL034

     

    僕と母さんと理紗は、三人で並んで、次から次へと発射される、空に開く大輪の花を観ていた。みんなとても幸せそうだ。

    僕はとても幸せだ。何もかも、うまく行きそうな気がする。これまで色んなことがあったけど、この瞬間から、全部がきっと良い方向へかわるんだ。

    今までのことは全部、これからの温かい生活のためにあったんだ。明けない夜はないし、止まない雨はないって、本当のことだったんだ。

    いつか全部がひらけて、すごく爽やかな気分になるって、。そうなるって、ずっと、そういう日が来ると思ってた。

    ずっと、夢を見てた。

    今日が、その日だったんだ。


    「なんか、いいね。すごくいい」
    僕は言ったんだ。だって本当にそう思ったし。それ以外、考えられないじゃないか。母さんも、黙って頷いた。きっと、同じ気持だったんだと思う。

    理紗が、そっと僕の手を握ってきた。その顔は、しらじらしく花火の方を向いている。僕は苦笑した。理紗もきっと同じ気持ちに違いない。彼女も、ずっと、一人で苦しんで来たんだ。辛い思いをして生きてきたんだ。みんなバラバラで、一人づつ閉じ込められて孤独に苦しんできたんだ。でも、これからは、僕らはきっと、今まであったこと全部取り返すくらい、良いことばっかりしか起きないんだ。

    良いことも悪いことも、みんなで一緒に分け合って。


    みんな同じ気持なんだ、みんなで、幸せになるんだ。これから、ずっと良くなるんだ。良くなりつづける。一点の曇りもない、いつまでも曇ることのない、無窮の蒼天。影を作らない明るい太陽。

    理想だったんだ。こんな風になるのが。いくら考えても、調べても、どうしてもこんな風に成れないって事ばっかり書いてあって、でもまだ知らない事があるから、そこにはなにかあるかもしれないって、ずっと調べて、知って、でも、知れば知るほど、不可能だって思うようになって、誰かが、全てが、全部僕の知識を裏切ってくれればいいと、ずっと望んでいたんだ。そんなのはでたらめで、もっと素晴らしいものがあるって。そうして、こんな風景をみたかったんだ。


    「ねえ、これからきっと、全部うまくいくよ。みんな、幸せになる」
    僕が言うと、理紗も母さんも僕の方を向いて、笑った。僕も、笑っていたと思う。
    花火が、いつまでも終わるとなく、上がりつづける。

    ずっと。
    いつまでも。
    まるで同じ時間を繰り返しつづけるように。



    「もうよしな。あとがつらいよ」


    後ろから、声が聞こえる。

    「あと、少しだけ」

    僕は、振り返らないで応える。



    この世界が単純だったら良かったのに。

    苦しいことの後には、幸せが待っている。大きな痛みの後には、ひまわりが咲いたような笑顔が待っていたら良かったのに。


    ―――今までのことは全部、これからの温かい生活のためにあったんだ。明けない夜はないし、止まない雨はないって、本当のことだったんだ。


    けどここはそんな単純な場所じゃないんだ。そんなのはお伽話だ。
    ずっと良いことなんて続かないし、良いことなんてそうそう無いんだよ。幸いが永遠にあるんだとしたら、それはここじゃない。

    もっと別のよく似た世界のことなんだ。そしてそれは生きてる間には行けない気がする。


     

     

     

     

     

    ニンジンを食べつくす

    新、CARNIVAL (11)


    僕のこと、可哀想だと思う?

    ああ、思うよ

    じゃあきっと、すごい幸せなんだ

    ああ、そうだね。でも、お前は、これからも生きて行かなくちゃいけない。ここじゃまだ死ねない。

    うん、わかってる

    お前だって知ってるだろ? ニンジンを食べ尽くしたら、次は何を目的に走るつもりなんだ?

    別に、最初から、ニンジンなんかどうでもよかったんだ。目の前をちょろちょろしてる目障りなものがなくなって、気楽だよ。僕は。

     
    CARNIVALは最後は学と理紗が手を握り、朝日に包まれて物語が終わる。一見すると幸せなハッピーエンドにも見える。学は理紗のことが好きだし、理紗は学のことが好きだ。想い人がこれからの未来を見つめて、歩き出すような場面にも見える。


    けれど、学はこう言う。


    ―――別に、最初から、ニンジンなんかどうでもよかったんだ。目の前をちょろちょろしてる目障りなものがなくなって、気楽だよ。僕は。

     

    学からすると、もう生きている間には幸せなことなんて無いと言ってるようにも取れる。だとするなら、彼は幸せに向かって走ることは、もうしないんだろう。





    武でも学でもなくて

     

    新、CARNIVAL (11)


    それより、お前も、大変だったなあ
    いや、ごめんな、学。本当は、もう少しやり方があったのかもしれない。こんな事になるとは、思わなかったんだ

    ―中略―

    僕はもう大丈夫。お前は一人でよくやったよ

    そうかな? 僕、うまくやれたかな? 間違いばっかりだったけど。余計な事ばっかりしちゃって……


    うん、助かったよ。偉いよ。ありがとう
    そう? ごめん、本当に、ごめんね、学、ごめん……

    (そいつは、ボロボロと涙をこぼして泣きはじめた。まだ小さい子供だった。成長する暇さえ、なかったのだ。成長するには、少し忙しすぎた)


    もう大丈夫だよ。ありがとう


    (僕が頭を撫でてやると、彼は、泣きながら、段々薄くなって、そして消えた)

    (暗闇に僕は、ただ一人で、立っていた。上も下もない、ただの静か暗闇だ。怖くもないし、不安でもない。ただ、何も見えないだけだ)

     
    最初、この子は武かと思ったんだ。学の中にいて、いつも話せる人格っていったら武がぱっと思いつきますから。

    でも「武」はもういなかった。学と融け合って学の一部になってしまった。そして学は武のことを「武」とちゃんと名前で呼ぶ。

    だとしたら、この子は誰なのだろう。そうか、学と武を管理していたもう一つの人格だったのだ。しかし、名前がないと扱いにくいな。


    そして、ここのシーンが何を言いたいのか考えてみる。


    学の中には「武」はいない。そしてようやく知ったもう一人の「人格」も闇に消えた。もう学ぶは、一人きりなんだ。


    それはさ、つまり自分の行動のすべてに責任を持つことになる。


    今まで嫌なことや、悪いことを武に押し付けてばっかりだった学。そんな彼が、これからは、すべての責任を負うと言うのだ。




    責任とはなんだろうか。辞書を引いてみた。


    (1)自分が引き受けて行わなければならない任務。義務。
    (2) 自分がかかわった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償い。

     

    生きることの苦しさは、自分が背負うべきもの。それを誰かに任せちゃいけないんだ、罪は自分で贖うべきものなんだよ、とそんなふうに伝えたかったんじゃないでしょうか。

     

     

     

     

     

    そして

      最後に

     

    CARNIVALは、こう締めくくる。

     

     

     

     

     

     

    ―――理紗が望むなら、

     

    僕は、人をやめて、神にでもなんでもなろう。

     

    新、CARNIVAL (21)

     

     

     

    おわり


    この記事、いつもの6倍くらいの体力を使いました。文字数もなんか2万近いし何かがおかしい。 頭がおかしかった。徹夜明けの頭のように、なんか朦朧としている感じ。実際徹夜明けでキーボード叩いています。なんじゃそりゃ。

     

     

    自分の中で「CARNIVAL」が伝えたかったことは、これなんだなと納得してます。がしかし、私の頭じゃまだまだ理解できないところが、たくさんあるように思えます。

    いくらでも深読みできる作品だから、テーマを探そうとすると、迷子になってしまうんですよね。もしかしたら2つ3つテーマが螺旋状に折り重なってるのかもしれないし。二重螺旋に織り込まれている可能性だってあるんですよきっと。


    私があげた「残酷なメッセージ」というのも半分くらいは、当たってるのかもしれない。もしくは、的にかすりさえもしていないかもしれない。とにかく、もう書き尽くして燃え尽きました。


    長くなりましたね、とにかく私が言いたいのはこれだけです。
    この作品に出会えて本当に嬉しかった。これでようやく私は私を知ることができた、とそんな気分になってしまいました。

    CARNIVALにありったけの感謝を。


    あーとと、最後に、異論反論なんでも承ります。気軽にコメしていただけると新たな見かたが出来て私は嬉しいです。うにー。

     

     

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    ・プレイ日記

    CARNIVAL 紹介記事+プレイ日記1日目│ やばい面白すぎる面白すぎるよこれっ!!

    CARNIVAL 2日目 │欠けている人間は喜びすら満足に感じられないのだろうか?

     CARNIVAL 3日目 │自分が分からない、なにか解らない、判らない理解らないわからないわからない

    CARNIVAL 4日目 │これで僕はようやく生きることを辞められそうだ

     CARNIVAL 『MONRE-CRISTO』 END 5日目 │生きてる事自体が悪いやつなんかいるか


    <参考>



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トラバ

初めましてrexと申します。
アクセスログに閲覧ログが残っており同じような感想を持っていらしているようなので窺おうかと思っていたんですが、今回小説版を書き上げ完結したのでようやく。
誰かの神として罪に赦しを見出せるのかというテーマに一つの答えが示されているので、もし購入の予定があれば読む価値はあると思いますし、購入されずゲーム版のみでこの作品を留めるのも、内容的にもそれは大いにありだと思います。スワンソングが世界観を共有していますのでそちらもお勧めできる作品です。こちらはよりダークですが。
>>rexさん

おお!! コメントもしてないのでなぜーっ!?と思ったらアクセスログなんてものがあるんですか!w わざわざ来訪してくれて有難うございますm(_ _)m


小説裏山です! 高騰ぶりに涙がでるほどの高価小説。うらやましすぎます。うらやましいwwうらやましいのですwwwああうらやましいwwwきっと私の側にうらやましいお化けなるものがいますよええきっと多分!wそしておめでとうなのです!

スワンソングはやりましたよー、あれはダークで鬱のうつうつですごい良かったですが。未だに消化不良。機会を見て、じっくり丁寧にろ過する予定です。そのうちに感想あげますので、思ったことがありましたら気軽にコメントしてくれると私は嬉しかったりします、てへ。w。


なんというか、この感想記事を見ただけでも、一作品味わったような気がしてくるのが不思議ですww
いーちゃんに似た感じのキャラクターですか‥ちょっと気になるかな
>>ゆきせか@メアかわいいさんへ

なんというか、この感想記事を見ただけでも、一作品味わったような気がしてくるのが不思議ですww
―――
● ぐはwwwもしかしてプレイしていないのに読んでしまったのですか?!!(2万字近い記事なのに、ありがっとございやすorz)
CARNIVAL面白いですよ!
―――
いーちゃんに似た感じのキャラクターですか‥ちょっと気になるかな
―――
● 『戯言遣いシリーズ』好きなら『CARNIVAL』は楽しくプレイできると思いますよ!ヽ(>ω<)ノ













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