アニメ.エ口ゲーなどの感想が多いです。 ↓メニューバーです

TOP > 個別ルートのレビュー > 天使のいない12月 麻生明日菜 感想

    天使のいない12月 (154)_compressed


    評価│★★★(3.1)

    キミじゃなきゃダメなの 
     
    アタシはキミがいないと幸せになれないと思ってる

     

     

     

     

     

    時紀じゃなくて良かった。誰でもよかった

    天使のいない12月 (559)


    明日菜さんは、バイト先のお姉さん。
    初対面なのに優しくしてくれ、いつも甘えさせてくれるそんな理想の女性。でも一皮むけば、空っぽの人間だった。


    彼女が欲しかったのは、愛情。その愛情を注いでくれるなら”誰で"も良かった。「愛情」だけが欲しかった。だから理想の彼女を演じ、過剰なセックスアピールで興味をひこうとしていたんだ。


    「天使がいない12月」はおそらくこう言いたいんだろう。(まだ1ルートしかクリアしてないけど)


    運命の恋人なんていない。ずっと続く愛情もない。あるのは刹那的な想いだけだと。


    明日菜さんEND直前こう言う。

    ずっと前からの夢だったの

    スキな人とこうしてひとつのマフラーを巻いて、歩くのが……

     
    彼女は本当のところ、時紀が好きなわけじゃない。ただそこにいてくれればスキなだけなんだと思う。


    その関係を時紀はこう表す。

    ここにはバカな女に騙されてるフリをしているバカな男と、バカな男を騙しているつもりのバカな女しかいないのかもしれない。

    たとえ、そこに愛がないのだとしても、いつか本当に愛があるように感じれればいい。

    雪が振る……。
    まるでふたりを祝福するかのように……。
    たとえ、それが偽りの言葉でつなぎ合わされた偽りの契りであろうとも。
    本当のことはなにひとつなくてもいい。
    いまはただ……この瞬間だけは失いたくない。この瞬間だけは永遠であって欲しいと願っている。




    それは永遠ではなく
    真実でなく
    ただ、そこにあるだけの想い……

     

     

    それは永遠に続かない。それは愛情じゃない。そこにあるだけの感情。



    ゲームだとかアニメだとか小説だとか映画だとか舞台だとかドラマだとかは、あたかも「永遠の愛」があるように語るけど、実際にはそんなことない。


    あるのは壊れるだけの愛と、ずっと続かない想いだけ。だったら刹那的に、今の感情だけがきっと本物なんじゃないだろうか。


    エロゲーなのに、どこまでも非情な恋愛を見せつけられました。


    評価の内容?


    このゲームはエロゲー初心者は絶対にやっちゃダメのものだ・・・! だってイチャラブなんか皆無だし、壮大なストーリーがあるわけじゃない。

    ただそこにあるのは、現実的で非情な恋愛物語だけなのだから!

    ・いちゃらぶがない
    ・ストーリーは悪くないけど、なんだろうね


    これ評価難しいなと思います。

    いい題材で短く綺麗にまとまってる。でも全然おもしろくない。楽しめるわけがない。当たり前なのです。

    これまじで誰向けなの! うつ? てつがく? ハートフル? 断じて否! いないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないないなっ!!

    ・・・誰向けなんだろう・・・。

     

     

     

     

    雑感コーナー

     

     

    写真

    天使のいない12月 (207)_compressed

     

    失ってしまった時間が、いつまでもそこにあって、まるでユーレイみたい

    気持ち悪いの、なんか……


    でも、困らないでしょ? アタシも時紀クンもいま、ここにいるわ

    壊れてしまった時間より、時紀クンといるいまが一番大事

    それだけが大事じゃない


    写真っていうのは、幸せな一瞬を切り取るものだそうな。だとしたら幸せじゃなかった一瞬を、見るのは辛いのかもしれない。

    壊れている過去より、今が大事、ね。

     

     

     

    過去

     

    このあと明日菜さんの過去を調べるかどうかの、選択肢が出る。


    過去を調べない選択をすると、時紀は満たされいるがどこか空っぽの感覚から抜け出せなくなる。

     

    俺と明日菜さんの関係は、紆余曲折とその場の勢いにまかせて、表向き恋人同士のそれに見てていただろう。確かにデートもしてるし、セックスもしている。

    不満はなにもない。明日菜さんは大人であり、いろいろと気を利かせてくれたし、リードしてくれたから、不満の持ちようもなかった。
    だけど……。
    あまりにも満ちたりた生活の中で、俺自身はどこか漂ってる管区が身体にこびりついていた。

     

    正直なところ、過去なんてどうでもいいんだよね。大事なの今のその人なんだから。

    過去にどんな悪行をしようと、今が良い人ならそれでいい。逆に過去にどんな善行を積もうと、今が悪い人なら昔のことなんて知ったこっちゃないのですよ。

     

    だから本当は過去のことなんてどうでもいい。どうでもいいけど、時紀と明日菜さんが心を繋げるためには、これはきっと超えなきゃいけない通過儀礼なんだよね。

    だから過去を調べないと、そのままEND。調べるとTUREENDなんだろうね。


    でも心をつなげても、スキでもなんでもない二人がつなげても、現実を見せつけられただけなんだ。

     

     

     


    明日菜さんがやたら構ってくるのは

     

     天使のいない12月 (163)_compressed 

     

    俺は確かに明日菜さんにいつも守られていたのだ。

    明日菜さんがすう表情はすべて俺のためだった。悲しむのも、赤くなるのも、嗤うのも、すべて俺ひとりのためなのだ。


    突き放したのに……どうして……。

    キミじゃなきゃダメなの 
     
    アタシはキミがいないと幸せになれないと思ってる

     

     

    最初はご都合展開だなーとちょっと萎え気味だった。けど明日菜さんは、ただ愛してくれる人ならだれでも良かったんだ。

    自分に真っ直ぐに、盲信に近い愛情を、裏切らない愛情が欲しかっただけ。時紀に近づいたのも、彼をそういう人間に仕立てあげようとしていただけ。

    別に時紀じゃなくてもよかったんだよね。


    運命の恋人をなんていないんだよって、暗に言ってる気がしてしびれる。




    「天使のいない12月」総括感想&レビュー記事はこちら


    天使のいない12月 感想│ 運命の恋人なんていない


     



    <参考>


    天使のいない12月 CD-ROM版[Amazon¥ 4,980]


    天使のいない12月 CD-ROM版






    天使のいない12月 [DMM ¥2,625]



    天使のいない12月



    ● 記事を共有する


    よく読まれている新ブログの記事。

















トラバ














         template by SEO