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TOP > ゲームのプレイ日記 > らくえん プレイ中の雑感 【全て終了】

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (1110) 

     

    もう一度。もう一度だけ

    最低で最悪で最高に最凶なこの世界で



    ハッピーエンドを目指す

     

     

     

     

    プレイ中の雑感コーナー

     

     

    社会

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (194)

     

    (それに。
    いつか杏だって社会にでなきゃいけない。
    いつまでも僕にくっついてるわけにはいかない)

    (だったら最初はやさしい人たちに囲まれたほうがいい)

    (ここなら)

    (ここの人たちは人間として大事なものを失ってる最低のダメ人間(←他人事のように)だけど、他人に対してやさしい気持ちをなくしてない)

    (ような気がしないでもないような気がしないでもないような気がしたりしなかったでええっと)

    「ヲタになるってことは社会的に廃人になるってコトと同義だ」

    「…………堕落する準備は、OK?」


    ムーナスにはダメな人間たちでいっぱいだ。カントクは仕事をしないでパチンコ打ちにいくし、マーキーのプログラムはバグがだらけ。可憐はすぐ怒るしすぐ噛むし噛むし噛むし。原画家の絵はひょろひょろだ。

    でもみんなやさしいんだよね。優しいって誰かを甘やかす優しさじゃなくて、なんてんだろ。
    こう思いやりの心みたいなのが伝わってくる。
    こういう現場、こういう職場、こういう仲間。

    とても良いです、とっっても大好きなのですよ。

     

     

    だらーり


    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (233)

     

    会社は完全フレックスタイム
    いつ来て
    いつ帰ってもいい。
    ……なのに。

    最近はいつ来てもみんないる。
    ……いっつもいる。

     

    おふろとか着替えとかみんなどうしてるんだろ?

    ――――――――

    ――

     

    なにかを作る人たちには、
    夜じゃないとお仕事が
    進まない理由があるらしい。

    夜には不思議な魔法が
    かかってるんだろう。

    たぶん……

    ――――――――

    ――

    ムーナスの人たちは
    みんなちょっとだけ
    変わってるけど……
    いい人たちばかりだ。

    基本的に。

    原則的に。


    このセリフは杏が言ってるもの。

    アコギの音と共に、淡々と語られていく様は、心地良い。
    こういう雰囲気が出せるのってすごいなと思います。


    そして

    ―――夜には不思議な魔法がかかってるんだろう。

    は納得。太陽が昇ってるときより、夜のほうが断然やる気が起きますよね。あれはなんなんでしょう。

     

     

     

    監督代行という選択

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (258) 

    僕は……。
    いままで好きなことばっかりしてきた。
    めんどくさいことから逃げてた。

    だから。
    いまの僕になったんだ。

    受験勉強がめんどくさくて、
    同人誌の原稿だってきちんと仕上げずテキトーで、
    告白してくれた後輩さえ、どう扱っていいのかわかんなくて。


    全部ダメにしてきた。

    でも。いまは。なぜだろう。
    逃げたくないって、思った。


    「念のため、聞いとくぞ
      堕落する準備は、OKなんだな?」

    「とっくに堕落してきってるじゃないですか。

    僕たちは」

     
    このとき代行するかしないかの選択肢が出るんですけど、どっちを選んでも監督を代行するんですよね。

    彼は逃げるのかなーと思ってたんですが、ちゃんときっちりこなそうとします。主人公は決してダメダメなんかじゃないのです。



     

    伝染



    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (315)

    イライラしてんならどっかで発散してきてくれる?

    (美柴先パイが僕の方を見ずに、つぶやく)
    (ひとりごとかと思ったけど、そうじゃなかった)


    伝染すんだよね。他人の不機嫌って


    確かに。感情って人に伝わりますよね。
    もらい泣きとか、もらいあくびとかそういうの。

    目に見えないだけで、感情に形があるのかも。とおもうとちょっとロマンチックですかね。(そうでもない?)

     

    らくえん

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (330)

    いまさら、シナリオやめられない
    受験だって、やめられない
    うん
    がんばるしかない

    (気がきかない僕たちはただ
    目の前の問題にげんなりするだけで)



    地上の楽園なんて、ないのかな

    奇跡を起こす神様は忙しすぎて、
    僕たちのとこまで手がまわらないんだ


    楽園ってきくとどうしても、永遠の世界を思い浮かべてしまうのです。地上の楽園―――その答えは、おそらくムーナスなんじゃないですかね。

     

    手首にカッター

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (333)

    なんて手首にカッター押し当ててんのよ?
    自殺すんの? 手首切ったら痛いよ?
    血が止まんないよ? 死んじゃうよ!?


    いつのまに……じゃないわよ!
    言っとくけどね、にーにーが
    自殺なんかしたら、絶対あと追うからね

    …………どうしちゃったの?
    にーにーちゃんらしくないよ

    手首にカッターあてるなんて、
    自意識過剰の芸術家気取り?
    世界に無視されてる中学生のつもり?


    ……死にたくなるほどつらいの?

    いつもみたいにヘラヘラしてようよ。バカみたいに笑っていようよ。うまくできないとか失敗したとか別にいいじゃん

     
    にーにーちゃんは無類のエロゲー好きのダメヲタクで、浪人生のくせにエロゲの原画家なんて仕事をしている人間だけどさ、頑張ることを諦めてないような気がします。

    だから、ここまで追い詰められちゃったんだろうなって思うのです。

     

     

    変わる

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (354)

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (357)

     

     

    ああ永遠なんてないんだなーって思ってしまうのです。

     

     

     

    頑張らない

     

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (377)

     

     

    わたし、がんばなくたっていいって思うんだ

    いやなコトしてなくていいよ

    つらかったら逃げちゃおう


    できないコトはがんばってもできないんだよ。
    わたしもにー兄ちゃんも、たいしたヤツじゃ
    ないんだから

    そういうのを認めちゃうのって堕落だと思う?

     

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (412)

     

    どこに行こうか?
    ……どこでもいいか?
    うん。いいよ


    どこだって楽園だよ
    …………楽園なんか、どこにでもあるよな
    ふたりいっしょなら。ね

    僕は…………堕落する
    いまよりずっと。これからもずっと。
    堕ち続ける



    可憐「おかえり」
    杏「にー兄ちゃん。完成したよ! マスター」

     
    『らくえん』の象徴的なシーンって、ここだと思うのです。
    だって、仕事が辛くなって逃げ出して、帰ってきたとおもったら仕事場のムーナス。これは堕落が「堕落」って意味じゃないんですよ。


    僕は…………堕落する
    いまよりずっと。これからもずっと。
    堕ち続ける 


    これは堕ち続ける先が、自堕落の底ではなく『現実』っていう場所なんですよね。だから「堕落する準備はOK?」が美柴可憐の口から出るんです。

    堕落って、怠けるとか、ダメダメな人になるって意味じゃなくて、現実に向き合う準備はOK?と聞いてるんです。

    社会という現実に向き合って、仕事をして、働いて、いっぱい働いて、っていうことを指しているのです。

     

     

     

    エロゲって深いなあ・・・?!

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (508)

     

    それはそうだがさておき。
    芝居てなーんか敷居高いよなぁ

    エロゲだってそーとー敷居高いよ。
    何時間も画面が動かないじゃん。
    あれ退屈じゃないの?

    バカ。あれは動かなくていいの。
    むしろ動いちゃダメなの

    なんで?

    心の中でちゃんと激しく動いてるから。
    中途半端に動かれてもジャマなだけ。
    ヘンな演出なんか入れられたら醒める醒める


    はーーー・・深い(←感心しつつも呆れている)

     
    ああなんか分かるかも知れない。efっていうエロゲーがあるんですが、これすごい動くんですよね。エロゲーの割に。

    瞬きや口パク大量のCG絵が吐出した作品です。紙芝居と揶揄されるエロゲーの革新的なゲームなんですが、私が合わなかった理由はこれなのかもしれないです。

    中途半端に動かれても、というか動かれると困る。……なるほどなー。

     

     

    いつまでも妹に夢見てんじゃねーよ、ヲタク


    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (509)

    いつまでも妹に夢見てんじゃねーよ、ヲタク

    これだからリアル妹はイヤなんだ


    亜季ちゃんわかってないな! ヲタだから夢見てるんだよ!

     

    だらく

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (547)

    兄としてひとこと

    こういう仕事って、エロだろうがなんだろうが
    本気でやらないとなんないと思うんだ

    時間とかエネルギーとかいっぱい必要だから、
    これまでの生活を守れないと思う

    成功しない可能性のほうが高いと思う。
    失敗に気づいたとき、他の人たちからとっくに
    取り残されてることだってあると思う

    努力がぜんぶムダになったりするかも
    うん

    (やっと意味がわかった)
    (だから僕をムーナスに誘ったとき。
    美柴先パイはこう聞いたんだ)

    オマエ、堕落する準備はできてるのか?


    となると「堕落」というのは現実+成功するのが難しい。って意味なのかな?

     

     

    妹だからって独占できると思ってないか?

    妹だからって独占できると思ってないか?

    よせよせ。リアル妹は。他の男とデキて大好きな
    お兄ちゃんのコトなんか一瞬で忘れ去るもんだぜ

    その点、2次元妹だったら絶対に
    お兄ちゃんを裏切ったりしないにゃー

     
    だあね。にゃー

     

    ヲタクってだけで人に嫌われようなんて

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (562)

    ヲタクってだけで人に嫌われようなんて

    100億万年早い

    当時はヲタクのバッシングが強かったのかな? なんて邪推してしまいます。その頃って「ヲタク」って言葉が気持ち悪い象徴だったような気もします。

    今じゃ熱中できる人って意味で、いい言葉として使われているんですよね。感慨深いのです。

     

     

     

    アリスとうさぎ

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (571)

     

    亜季も僕も同じだ。

    アリスリデルがウサギに誘われて深い穴に
    とらわれたように、僕たちは。

    恵さんや美柴先パイみたいにインチキで生真面目な連中に誘われて深い穴に落ちてたってワケだ。

    ただ、落ちた先は不思議の国なんかじゃない。
    とても、現実的な場所だ。
    想像してたよりずっと現実的な場所だ。

     

    やっぱり現実的な場所でいいんだね。

     

     

    寝たら役くれんのかよぉ?

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (600)

     

    寝たら役くれんのかよぉ?
    それってどんなキャラなんだよぉ?
    誰でもいいのか? イメージないのか?

    作品がかわいそうだって思わないのかなァ。
    シナリオライターさんだって一所懸命書いた
    んでしょ? そんな風に使われると……

    ……ちょっと、へこむよ

     

    世間知らずで夢ばっか見てた亜季に、
    ちいさな傷が増えていく。

    もっとハッピーな世界があってもいいと思う僕も、
    まだ大人じゃないってことなんだろうか。

    アダルトなのはいいの。18禁なのもいい。
    エロくても過激でもありえなくてもいいの。
    くだらなくてもつまんなくても売れなくてもいい

    作ってる人が本気なヤツに出たい
    本気の作品づくりにかかわりたい

    亜季ちゃんの本気が伝わってきます。やっぱりクソゲーでもダメゲーでも作ってる人が本気の作品を私もやりたい。

     

    ノーパン

     

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (612)

     

    パンモロは禁止っ。ノーパンは絶対禁止っ。

    でも、パンツはいてないんじゃない、これ?

    みたいなドキドキ感は最高にして最強

     
    にーにーちゃん……ほんとよくわかってる。そうなんですよ、ノーパンはダメだけど、ハイてないんじゃない? のワクワク間はありなんですよね。

     

     

    気付いちゃったでしょ?

     

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (631)

     

    気付いっちゃったでしょ?
    思ってたのと違うって

    思ってたよりずっと深くて黒くて
    最低な最悪な世界だって

    これはエロゲ会社が「思ってたよりずっと深くて黒くて最低な最悪な世界」って意味じゃくて、

    現実世界がって意味なんじゃないですかね。

     

     

     

    悪気はないのさ


    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (644)

    悪気はないんだよー。連中。
    てか、そんなにモノを考えてるとは思えないね

    声優とか製作者が人間だってコトに
    イマイチ気付いてない人いるみたいだし。
    気付かれるのも、作ってる側としてはシャクだし

    製作者を人間だと思っていない、ファンたち。

    これいろんなところで散見して、心がげんなりしてしまうんですよね。いい加減、偶像崇拝やめて目の前の人が人間だってことに気づきなよって思のです。

    +++++


    ――気付かれるのも、作ってる側としてはシャクだし

     

    これもなんとなーく分かります。夢を与えている人たちは、夢を与えているのが生身の人間だと思わせたくないんじゃないでしょうかね。

     

     

    愛だよ、あーいっ

     

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (648)

    応援の仕方もいろいろあんのさ。
    アンチ巨人とか、ストーカーとか。

    ぜんぶ愛だろ、愛っ

    受け止めてやるしかないぜ

     

    ねじれた愛も愛にはいっっっちゃうから、ややこしいんです。

     

     

     

     

    現実=堕落


    「堕落する準備はOK?」の真意について探っていこうと思います。


    『らくえん』では、楽園のような居場所から、「らくえん」という現実にシフトする時にこの言葉を使ってると思われます。


    「堕落する準備はOK?」


    エロゲの原画を引き受けるとき
    杏が社会(会社に入る)出ようとしたとき
    亜季が声優になりたいって言い出したとき
    妹たちとのセックスのとき


    そして遅いかかる不幸な現実の数々

    愛犬ルーの死
    両親の離婚
    終わらない仕事
    ムーナスの解散
    好きな子が他の男に取られる
    グラフィッカーの仕事を奪われる

    ――亜季

    今日の、録りなおしたいです

    お願いします! 時間かかっちゃうけど。
    お金かかっちゃうけど。
    ……ぜんぶあたしのせいだけど

    亜季が泣いてた

    →録りなおさせる
    →あきらめさせる

     

    ――美柴先パイ

    …………‥……‥‥…わかってない

    あたしたちは相棒だって。言ったのに

    あたしのナイスな相棒は、
    あたしの信頼を裏切った

    いいと、もう。好きにしたらいいじゃん。
    よそのグラフィッカーに全部発注しちゃえよ。
    そんで満足なんだろ


    あたしがあんたにナイショで、
    原画を外注してても怒んないっていうんだな?

    そんなの、あたしたちの仕事じゃないじゃん
    あんたがやるって言ったから、
    つきあってんだ

    誰でもいいんだ。グラフィッカーなんて。
    あたしじゃなくても、いいんじゃん


    ただ居場所を探してただけだ。いてもいい場所を。誰にも嫌がられない場所を。


    ――にーにーちゃん

    大人になれずにいる。
    いろんなことから目をそらしながら。
    あのころから僕らはいまでも、
    あいかわらず子供みたいに無邪気なふりして。

    好きな子と想いを吐き出しあったら、その子はもうエルに貫通済み(グラフィッカーからグラフィッカーのしごと奪っちゃったんだから)

    出したくもないのにCGに外注したり
    妹とのセックス=子供からの脱却?

     

     

    堕落する準備はOK? = この世界と向き合うっていうこと

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (790)

     

    わかってんだよ。自分でも。
    僕にたりないものがなんなのかなんて。

    わかってる。

    「生きてるうちに見つかるといいね。
    にーにーちゃんの大事な人」

    そんなのとっくに見つけてる。
    ただ、たりないだけだ。

    勇気じゃなくて。
    ――覚悟が。

     
    そう覚悟を求める言葉だったのだ!

     

     

    ぼくたちのパーティーだ

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (727)

    「どーせ僕らは落ちこぼれの素人集団です。
    ゴールまで遠回りするのはわかってたコトだし」

    仕事を干されたディレクター

    逃げたヤツの尻拭いで入った
    新人シナリオライター。

    ゲームどころか絵の仕事が初めての原画マン。

    すぐに噛みつく凶暴なグラフィッカー。

    ヒトの話を聞かない上に
    仕様書さえ読まないプログラマー。

    右も左もわからないド素人制作進行。

    これが僕たちのパーティーだ。
    でも、僕たちにはまだできることがいっぱいあった。
    というかむしろ。


    やらなきゃいけないことがまだまだいっぱいあった。

     
    自分たちのダメを受け入れるところが、かっちょいーんです。

    スヌーピーが言うように、「限られたカードの中」で最善を打つしかないんですよね。

     

     

    ヲタクに恋し続けるのって。。。

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (739)

     

    クリスマスはコミフェの準備。大晦日はコミフェの打ち上げ。
    お正月はアキバに買い出し、バレンタインは徹夜で残業。

    誕生日に欲しいものを聞いたら
    なんて答えたと思う?

    エロゲか同人誌でしょ?


    タメイキ。ヲタクに恋し続けるのって、茨の道だよ


    趣味が重なりあわないと、大分きついですよね。

     

     

     

     

    さ、あたしの一日を始めよう。

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (801)らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (802) 

    笑顔で手をふってさよならしよう。
    どんな離れていてもあたしたちは平気だと思う。

    練馬の冬は寒いけど、空気は意外に澄んでいる。

    冷たい朝の風を頬に受けながら、あたしは前を向く。

    大好きなおにいちゃんと、大好きなおねえちゃんが
    守ってくれてた楽園から踏み出してみれば、
    びっくりするぐらいたくさんの道があるってきづく。

    大丈夫。どっちに行ったってOKだ。
    ボロボロになったって平気。
    あたしには、帰れる場所があるんだ。

    さ、あたしの一日を始めよう。
    おもいっきりワガママなあたしを始めてみよう。

    亜季ちゃんのセリフと、風景のノスタルジイな雰囲気が合わさってうわあああとなりました。

     

     

    作品を内包する作品

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (933)

    美柴先パイが書いたシナリオは、
    エロゲ会社の若者たちの恋愛事情を描いていた。

    つまり、半年前までの僕たちの日常だ。


    苦々しくてツラくて痛々しい僕たちのあの頃が、
    ほとんどそのまま焼き付けられていた。

    よみがえる、思い出したくもない日々。
    痛い。痛すぎるよママン……。

    「らくえん」

    企画書の扉には仮タイトルがタイプされてた。

    「らくえん」
    つまり、このゲームだ。

     

    まさか『らくえん』の本編で「らくえん」というゲームを出そうとは思わなかった! 作品を作品として内包するこのやり方、とても大好きなのです!

     

    恋ってもっと……運命的なものじゃないのか?

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (946)

    恋ってもっと……なんというか……
    運命的なものじゃないのか?

    はじめて会ったときにコイツだと思ったとか、
    背中に電撃が走ったとか、
    気がついたら目で追ってたとか……


    うわっ、アリスだっ。
    夢見るアリスちゃん、こんなところに生息確認。
    こわいよー。こわいよー

    それじゃあ、無理だよ。絶対成功しない。
    あのね、にーにーちゃん。恋愛ってのは、自分のいっちばん恥ずかしいところ見せ合うんだよ

    相手にきったないところを認めてあげて
    自分のきったないところを認めてもらって、
    はじめて成立する人間関係じゃん。


    だねえ。現実に運命の恋人はいないんですよね。てへへ。

     

    エロゲはお芝居


    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (1010)

     

    エロゲって、お芝居に似てるの

    うん。あのね、まず書き割りの舞台があって。
    その前に役者が立って、台詞のやりとりで
    話が進んでいくんです

    (共通背景があって立ちキャラがあって、
    会話シーンがあるからなぁ)

    (エロゲの3大要素といえば、原画・シナリオ・人によっては音楽か声優か、って感じだけど。)

    (構造的に見ると似てるかもなぁ)

    一番似てるのは、カメラFIX

    イベントCGってスゴイですよね。
    あれは発明ですよ。ずっとFIXだったのに急に
    寄りじゃなくて切り替えでカメラ位置が変わるの


    主人公の視点だったり、ありえない場所だったり、
    空撮だったり、ヘンな場所のドアップだったり。
    ……すごく意図的だし、どきっとします

    (さすが初心者。さすがビギナー。
    いまどきイベントCGでドキッする
    ヤツなんかいないぞー)


    どちらかっていうと、共通背景、立ちキャラの方が
    発明っぽいけどなぁ……。
    あれって完全に予算削減の手段でしょ



    プレイヤーの補完を前提に組み立ててある

    そこも芝居っぽい

    絵が限定されるから、微妙な感情表現みたいなのは
    難しいんだよ


    芝居だとロングだから、メイクも演技も濃くなる
    じゃないですか。エロゲの声が極端なのって、
    そのアタリと関係あるんでしょうね

    あのシステムで自然な演技すると、浮きますよ


    なるほど

    あと気になったのは照明

    ないんです。エロゲに照明って


    お芝居なら、ライティングで感情表現したりがあるじゃないですか

    そのあたりは舞台よりも、
    マンガやアニメに近いんじゃないか

    うん。そう思う。シナリオに絵と音を
    つけただけのものじゃないですね



    エロゲのシナリオってすごく特殊ですよ


    考えられないくらい、普通の台詞が多いんです。
    ずっと絵が止まってて、ずっと同じ音楽が流れてて、
    物語を動かさない笑わせるるでもない会話が延々と

    映画とかアニメとかだったら3つですませるところ
    を10倍とか20倍の台詞でやってますよ


    ……なんだろあれは……ネットの日記みたい


    そんな感じしませんか?
    日常が延々続くところが

     
    なるほどなー。ふむふむ。こういう切り口はいいですね。ゾクッとします。

    日常が淡々と続くのが、エロゲーの醍醐味かもしれません。


    可愛い

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (1022)

    男の子の考えるかわいい女の子と、
    女の子の考えるかわいい女の子って違うから

    世界中で女の子「かわいい~」ほど
    信用できないものはないからなぁ

    女の子同士では通用するんですよ、ちゃんと

    なんていうあるあるw
    男性がいう可愛い女の子って、女性から見れば、嫌悪の対象でしか―――ないのかな? 



    エロ

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (1057)

    客には関係ないじゃん、そんなの。
    ユーザーにエロくないって評価されたエロゲほど
    悲しいものはないぜ

    みんなエロだけ求めてるわけじゃないでしょ

    みんなエロは求めてるでしょ
    男なんて射精したいだけじゃん


    私がエロゲーを愛しているのは、やっぱり面白ゲームが多いからなんですよね。必ずしもエロが欲しいわけじゃない。でもエロが無くなった「エロゲー」はあまり普及してほしくない。

    エロなしのゲームでも、面白けばいいのですが、やっぱりエロは欲しい。

    そんなよく分からない願望があります。

     


    いち兄ちゃん

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (1104)

    目を覚まして! いち兄ちゃんっっっ!!

     

    主人公たちが作っている「あいからずなぼく」にでてくるいちにいちゃん。

    架空な彼。なのに主人公とその妹の現実にも「いちにいちゃん」が存在する。

    これはどういうことなのだ? いちにいちゃんは現実? 架空?


    『らくえん』というゲームが終わっても、答えは提示されなかった。

     

    となるとこれは、主人公が千倉のシナリオにたいして指示したのだろうか。「主人公の名前はいちにいちゃんで!」と。………んー?

     らくえん~あいからずなぼく。の場合~xz (1)

    僕の夢はなんだったろう。
    将来なりたいものがなくなったのは
    いつからだったっけ。

    なんで僕は夢を見なくなったんだろう。

    現実の夢のなさを目の当たりにしちゃったんじゃないだろうか。

    夢を見るのは容易く、夢を語るのは恥ずかしく、夢を実現するのは難しい。そんなのを。

     

     

    比較

    らくえん~あいからずなぼく。の場合~xz (13)

    どこかの国では戦争とかテロとかで
    深刻に生き死にの話をしてるけど。
    僕たちはエロゲとか入試とかに心を痛めてる。

     
    どこどこは◯◯なのに、どうしてあなたは
    ぼくより◯◯が恵まれているんだから、自粛しろ


    といった比較は本当に意味をなさないと思うんだ。
    その人の現実はその人のだけのもので、他所の「現実」がどうだからといってそれが交じり合うことはない。

    どこかの国が不幸せだからといって、僕たちが認識を改めたり不幸せになろうとするのは間違ってると、私は思うんだ。

    どこかが貧困で食糧事情が悪かろうと一体なんだというのだ? それを見て私たちは「今日から何も食べないようにしよう」とでも宣言すればいいのか?

    「ああそれは可哀想だね」と同情したり
    「現地に食料でも送ればイイ!」と実現不可能なことを言えばいいんだろうか。国規模でどうにもできないことを、無力な私たちに一体なにができるとでも?

    おそらく考えることしかできない。考えてそれで終わりだ。
    だったらそもそも他所の事情や比較をして、胸を痛めたりすることなんて無いと思うのだ。



    エロゲー

     

    らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~ (1163)

    やめやめっ。いち抜けたっ。
    しょせん単なるエロゲーじゃん。
    ムキになって。バッカみたい。やってらんねー

    がんばったってエロゲじゃん。
    必死になったってエロゲじゃん。ポルノじゃん。
    マスターベーションのオカズじゃん


    ただのポルノだったら、こんなもの遊んでくれない!
    終わったあとで仲間と話題にしないっ!

    ただのオカズだったら、こんなにアツくならない。
    真剣になって作ったり遊んだりしない


    なんでこんなにもえっちいゲームで、熱くなれるのか。そこに人生があるからなんじゃないか。人と人との営み、痛み、苦しみ、喜び。

    そういうのが綯い交ぜになっている物語。だから熱くなれるし、ワクワクする。

     

    おわり


    雑感コーナーがあまりに大きくなりすぎたので、切り離しちゃいました。


     


    <参考>

    らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~
    らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~


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