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TOP > ライフハック本 > 思春期・反抗期の10代の子をもつ親が知っておきたいこと│ 親の権威なんてぶん投げろ!

    10代の子をもつ親が知っておきたいこと

     

     

     

    「反抗すんじゃねぇのかよぉ?!」

    「その反抗に反逆する!!

     

     

    ということで、読書メモの共有です。


     

    本書の立ち位置

     

    本書をくれぐれも完璧主義的に「こうすべき」と読まないでいただきたいと思います。

    本書が「親を不安にさせる育児書」の一冊になってしまうことは、まったく望むところではありません。

    こう考えれば楽になる、と感じていただければ幸いです。

     

    ある程度の指針にして、柔軟に判断してねってことみたいです。

     


    反抗期を避けようとしちゃダメ

    反抗期に代表される思春期の問題の数々は、避けようとしてはいけないものなのです。

    親からみて不愉快な言動や態度は、子供が健康に成長していて、自分が「子どもの自立に耐えられる親」として子どもから信頼されている証拠だと考えたほうが良いでしょう。

    まずは、思春期を前向きにとられる、という基本姿勢を確認しましょう。

     

    反抗期は前向きに捉えるのが、はじめの一歩みたいです。

     

     

    反抗期の対応のしかた

    子どもが大きな音でうるさい(としか大人には思えない)音楽をかけたとしましょう。

    反抗期を肯定する、というのは、その音量にただ耐えるということではありません。まら、小さな子ども相手のように「そんなに大きな音をたててはいけません」と頭ごなしに叱ることでもありません。

    他の大人と同じように対等に扱えばよいのです。自分の友人になら、「音楽の音が大きすぎて頭が痛いから、音を小さくしてもらえる?」と言うでしょう。

    こういう言い方をしたとき、反抗期であっても子どもは以外なほど素直にいうことを聞いてくれるものです。

    「そんなに大きな音をたててはいけません」と叱ると、親という賢威に逆らおうと、音をもっと大きくするかもしれません。


    これは分かります。

    "子ども”だからといって見下しちゃうと、そりゃ相手はいい気分はしないですよね。友人や同僚と同じ目線で話し合う、これが大事なんでしょう。

    対等で対等で対等な関係は、相手を尊重しているってことですから。

     

    また、ただ放置しておくというのは、相手を人間として信頼していないことにもなりますし、「腫れ物に触れるような扱い」を受けることは、誰にとってもけっして嬉しいことではありません。

     

     

     

    相手に「評価」を下さない

    相手に評価を下すのではなく、自分の事情を話すことです。

    これは「お前は音に無神経すぎる」とか「そのうるさい音はなんだ」とか「お前には思いやりというものがない」などと相手に評価を下すような言い方ではなく、

    「◯◯が起こった時(客観的な事実の説明)に、
       自分は☓☓と感じた(自分の気持ち)。
       なぜならば私は△△を求めているから(自分の要望)。
       だから、□□をしてもらえませんか?(具体的な依頼)」

    という話し方をする、というものです。

    「あなたはいつも嘘ばかりつくのね」ではなく、

    「あなたが本当のことを言わなかったから、私は悲しかったわ、親としては信頼してもらいたいもの。これからは、いつも本当のことを言ってくれる?」


    「塾をサボってばかりいると、ろくな人間にならないぞ」ではなく

    君が今日も塾に行かなかったと聞いて、心配しているんだ。自分が親として必要な教育をちゃんと与えられているか、確認しておきたいから、君が塾にあまり行かない理由を教えてくれないか?」 と言えばよいのです。

     

     

     

     

     

    子どもを肯定するということ

     

    親としての賢威を振りかざして子どもに何かを強制したり、決めつけたりしてはいけません。

    こういう会話を通して、子どもは、「昔とは違う自分」を親が肯定してくれていると感じ、不安を抱えながらも、親に支えられて、思春期を前に向かって進んでいこうと思うのです。


    ”こういう会話”とは前述した「相手に評価を下すのではなく、事情を話す」ことです。

     


    親の過保護は、自分が不安なだけ

     

    傷ついたらかわいそうだから、と傷つく前にいつも「正解」を与えてばかりいたら、強い心は育ちません。挫折に弱い、自尊心の弱い人間になってしまいます。

    親がどれほど不安か」を基準に介入するのではなく、介入が子どもにとってどれほど必要かを判断の基準にするのです。

    明らかに援助が必要な一線」というのは病気として診断される状態になったり、取り返しがつかないような自己破壊的な行動をとったり、犯罪行為をしたときです。

     

     

    最も伝わるコミュニケーション

    最も高い確率で伝わるコミュニケーション方法は、直接的な言葉で伝えることです。

    言葉を使わないコミュニケーションというのは、そのほうが効果的である場合にこそ使うべきものであって、言葉を使うコミュニケーションから逃げるための手段ではない、と言えます。


    「言葉を使わないコミュニケーション」というのは、不満をモノにぶつけるやり方などです。

    他には、視線やアイコンタクト、音をがちゃがちゃ立てたり、ジェスチャーなどが当てはまります。

    「なんであの人は手伝ってくれないんだろ!」という気持ちを、食器にぶつけたり、夫を睨みつけたりする方法はやめましょう。


    「なんであなたは手伝ってくれないの?」と聞けば済む、のだそうですよ。


    自分の言いたいことが伝わったと、思い込まない

     

    相手はわかってるはずだ、と決めつける前に、もう一度確認してみましょう。

    私の言いたいことをどういうふうに理解している?」と聞くのです。

    「分かっているから大丈夫」と言われても、「どういうふうにわかっているのか、自分の言葉でいってみて」と確認すれば、コミュニケーションが深まるでしょう。


    お互いの齟齬を解消すれば、コミュニケーションは上手くいくみたいですよ?

     

    相手の言ったことを理解した、と思い込まない

    私の患者さんは「君は精神年齢が低いね」と言われてひどく落ち込みそうになりましたが、この原則を思い出し、勇気を奮い起こして「それって私が未熟だっていうこと?」と聞いたところ、「何言っているんだよ。気持ちが若いっていうのはいいことじゃないか」と言われたそうです。

    確認してもやはり批判だということもあります。でも、そのときは、批判のポイントを絞っていけばよいのです。

    「君はどうしようもないね」と人格を否定されると最もこたえます。でも、「悪いところは直したいので教えてほしいのですが、どの部分がどうしようもないと思われたのでしょうか」というふうに確認していけば、最後は「今後は遅刻しないように」というような、簡単に改善できる(あるいはほとんどど気にならない)点まで集約していくことができるでしょう。

    批判のポイントが限定されていればいるほど、耐えやすくなります。

     

     

     

    押し付けないコミュニケーション

     

    コメントをする時には必ず質問の形で聞くということです。

    「私は違うと思うけれどもどう思う?」
    「僕の考えはこうだよ。君はどう考える?」

    というふうに最後を質問の形にすると「もう一言返してよい」というメッセージになります。

     

     

    「評価」ではなく「気持ち」を話す

     


    学校に行かなくなったお子さんがいる、ご家庭のお話です。

    祖母が「自分の孫が学校に行けないなんて、情けなくて……。おばあちゃんは心配で寿命が縮んでしまうよ」と言いました。


    言われた孫娘は沈黙。


    私はそんな彼女に言われてどう思った? と聞きました。

    私だって、学校に行けない自分のことを情けなく思っている。ああ、おばあちゃんもそう思っているのだな、と考えたらつらくなった。それがおばあちゃんの寿命を縮めてしまう、なんて言われると、自分がすごく悪いことをしているように思うし、早く何とかしなければいければ、と焦って、ますます自分が情けなくなる」と彼女は話してくれました。

    そんな彼女に「もしおばあちゃんに言葉で言うとしたらどういう言い方になりますか?」 と聞いたら、ちょっと考えて「おばあちゃんはうるさい。おっせかいに口を出さないで」と答えました。

    ―――

     

    提案した言い方「おばあちゃんはうるさい。おっせかいに口を出さないで」は彼女の気持ちではなく、おばあちゃんへの評価なのです。

    「うるさい」とか「おせっかい」と決めつけているだけなのです。

    一方本当の気持ちは、
    「学校に行けない自分のことを情けなく思っている」
    「つらい」
    「自分がすごく悪いことをしているように思う」 なのです。

    相手を傷つけるのは、直接的な言い方だからではなく、相手について評価を下しているからなのです。
    自分の気持ちを話しているかぎり、誰も傷つきません。

     

     

     

    気持ちを話す力

     

    気持ちを話せない人は、相手に評価を下してみたり、一般論を述べたりしがちです。

    「娘さんがそうおしゃったとき、どう感じましたか?」
    「わがままだと思いましたね」


    これは気持ちではありません。あくまでも相手についての評価です。


    あるいは、「私は最近のこういう子どもたちにの態度がよくわからないんですがね、いったい……」というふうに一般論にしてしまう人がいます。もちろんこれも気持ちではありません。

    「お前はわがままだ」と言われていた時には反抗の限りを尽くしていた子どもが、 「自分がだめな父親で、お前の人生を台無しにしているんじゃないかと思うと、不安なんだよ」 と気持ちを打ち明けられた途端に協力的になることもあります。


    大人が自分の気持ちを話すことにはとても大きな力があるのです。

     

     

     

    しつけは意見の押し付けではない

     

    しつけというのは、感情的な意見の押し付けではなく、自らの生活の知恵を子どもに伝承していくことです。

     

     

    子どもが安心する環境づくり

     

    自分が何を言っても、とにかく大人は聴いてくれる。そして、大人の意見に納得できなければ、反論を聴いてくれる。

    大人がどこかで突然キレることもなく、自分が続ける限りコミュニケーションが続く、という一貫性が、子どものコミュニケーション力を育てるためにはとても重要です。

     

     

     

    時には大人も「生徒役」になる

     

    「約束を守れなかった」というような状況では、

    「たしかにそうだね。ごめんね。約束は守れるようにしたいから、どういうふうに工夫できるか、一緒に考えてくれない?」と言えばよいのです。

    子どもの言い方がきつすぎるものであれば、「そういう言い方だと感情的になってしまって冷静に聞けないの。もっとよく理解したいから、もうちょっと易しい言い方をしてくれない?」と言えばよいのです。

    こういう言い方をすると、子どもは「まったく人間が小さいんだから」などとブツブツ言いながらも、驚くほど協力的になります。

    そもそも「もっとよく理解したいから」と親から言われて嬉しくない子どもはいません。

     

     

    おわり


    何気なく手にとった本書。私には子どもはいませんが、大変参考になる良書でした。

    親と子どもだけの本ではなく、様々なことに応用できそうです。自分の気持ちを正確に伝えるコミュニケーションを学ぶことは、とても大事だなと実感。

     
    本書は、他にこんなことが書かれています。

    ■思春期のうつ病は、大人と同じくらい多い?
    ■「虐待」と「しつけ」の境界線は?
    ■禁欲教育はかえって中絶率を高める?
    ■薬物に手を出す子に「いい子」が多い理由は?
    ■親の離婚が子どもの成長に悪影響を及ぼさない条件とは?
    ■「空気を読む」ばかりでは自尊心は育たない?
    ■子どもの危機を救う一言とは?

     

    <参考>

    10代の子どもが育つ魔法の言葉
    (PHP文庫)

    10代の子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)


    10代の子をもつ親が知っておきたいこと
    10代の子をもつ親が知っておきたいこと


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