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2013/04/23

アッチむいて恋 成沢美奈子

Category:個別ルートのレビュー

Keyword:アッチむいて恋.

    アッチむいて恋 (194)


    評価:★★★(3.5)

     

     …あはは……私、いつの間にか…好きになちゃってたんだんね…

     

     

     

     

     

     

     

    ちょっぴりロマンチックな美奈子の物語

    アッチむいて恋 (246)



    『アッチむいて恋』の中で、美奈子の物語は一番ロマンチックだったんじゃないでしょうか。

    花火があがる瞬間のキスシーンは、とても良かったです。ゾクゾクです。幻想的なBGMもあわさって「ふにゃにゃ~ん」と心が融解したのを覚えています。




    アッチむいて恋 (286)


    もう1つは、神社で「一ヶ月」待ち続けていたシーンです。美奈子がどうやって一ヶ月間、その場所で待ち続けていたのかは語られていません。

    テントを張り、水・トイレ・食を済まし、ずっとずっと待っていたのかもしれません。だとしたらその一途さは、本物です

    こういう"本物”なのって、とても胸に来ます。それはやっぱり、私が本物ではなく、そういうった感情を長く続ける事が出来ないから余計なんですよね。

    好きな人のために、そこまで出来る原感情を持ち合わせていることに嬉しくなりますし羨ましくもあります。うるうる。

     

     

     

     

     

     

    プレイ中の雑感コーナー

     

     

     

     

     

    先入観という、差別

    アッチむいて恋 (216)

    ……私…なんか鳴海君のこと……好きみたい…かも…
    …あはは……私、いつの間にか…好きになちゃってたんだんね…

    何でよ美奈子!何で…何でそうなちゃったの!!
    誤魔化さないでよ美奈子!鳴海が好きだって言ってたじゃない!!

    あんなヤツ好きになるなんて、そもそも美奈子間違っている!
    あんなチャラチャラした、外面ばかり良くしてるだけの男、美奈子には相応しくない!そう言っているだけよ!!

    いるだけで何もかも、迷惑なのよ!あんなのが同じクラスに存在するだけで気分が悪くなるわ!

    朱は鳴海(主人公)の実態を知ろうともせず、把握もしていないのに「いるだけで何もかも、迷惑なのよ!あんなのが同じクラスに存在するだけで気分が悪くなるわ!」と断罪する。


    「差別」というのは、偏見と先入観で起きるものなんだなと実感した。その物の実態を知ってから、「迷惑だ! 私は嫌い!」というのはわかるんです。

    それは別にいい。けれど、実態も知ろうともせず「(なんとなく)あいつは迷惑だ! (なんとなく)私は嫌いだ!」っていうのはおかしいんじゃないかなって思います。


    さらに朱と鳴海は、「学校」で毎日顔を合わせるクラスメイトです。どこか遠い異世界の人物じゃない。とても近くにいる人間なんだから、寄り添う意志を持ってもいいんじゃないだろうか。

     



    Hシーンをスキップしてしまうので

    アッチむいて恋 (257)

     

    最初の初エッチから、後のエッチシーンまで割かしざくざくSKIPしてしまいます。

    エロいかどうかではなく、私にはやっぱり「エロ」はいらないんだなと思いました。エロゲーにあんまりエロは求めていないといいますか。

     

     

    二重生活の破綻

    アッチむいて恋 (262)

     

    ……真恵ちゃんって…『浩介君』……??

    二重生活が破綻した、決定的な瞬間だった

     

    ここは、心がぎしぎし鳴る瞬間でもありました。

    寮内でみんなと「友情」を育み、学校内では恋人と「好き」を温めてきた。お互いに信じて、信じあってきた関係性だった。

    それが崩壊するとき、その「信頼」は疑惑へとうつろい不信へと落ち着く。そのことに耐えられなかった。耐えられるわけがなかった。

    大事だったものが反転し反転し反映され、心が卵をかき混ぜるかごとく撹拌されていく感じ。考えることを放棄した頭は、ただの容れ物になっていた。詰め込まれるのは、侮蔑と憎悪。恐怖と羞恥。


    「なんで女装なんてしていたの?」
    「なんで私たちを騙していたの?」
    「なんで恋人である君が、ここにいるの?」
    なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで


    雑巾を絞るかのように心はミシミシと悲鳴をあげているのを感じた。とてもじゃないが耐えられない。




    冷える心と許してくれるみんな

    アッチむいて恋 (283)

    ……追い出して…悪かったわね…

    騙していたことが許されても、俺自身がそれを受け入れることを良しとできないのだ。


    鳴海孝介の女装がばれた、あのあと。寮生は美奈子以外、孝介のことを許してくれた。


    「そういう事情じゃ仕方なかったわよ」と。


    けれど彼の心はずっと冷えたままだった。これは恋人(美奈子)に許容してもらえないというのとはまた別問題な気がする。


    一度拒絶されるっていうのと、密度が高い"罪悪感”というのは人の心を殺すもんなんだよ。簡単に。

    今までは寮生みんなのことが大好きで、このゆったりとした空気が流れる土地を愛していた。恋人も好きだったし、学校のクラスメイトのことも良いと、鳴海孝介は思っていた。

    けれど、「二重生活がバレる」というのは彼の価値基準をひっくりかえしたんだと思う。あんなにも大事だった居場所に、もうなんの温かさも感じなくなっていた。


    こうなった時の人の心はもう理屈じゃない。そう"感じられ”ないなら、もう"感じられ”ないんだ。そんなふうにして増大し続ける理不尽は、よりもっと強いエネルギーによって中和されるんだと思う。

    この後の美奈子ぎゅっシーンは、とても幻想的で良かったです。一ヶ月って! 一ヶ月ってどういうことよ!w

     

     

     

    おわり


    美奈子めっちゃ好き! というわけではないんですが、物語の展開もあって胸がずたぼろ→胸キュンのしっぱなしでした。

    こういう軽くてちょっと重いルートは好きです。

     

     



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