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TOP > ゲームのプレイ日記 > 祟り、それは人を憎む概念と化した男の末路 :いろとりどりのセカイ 10日目

    いろとりどりのセカイ:10日目 (25) 

     

    祟りとの戦闘。そして悠馬の異常性、真紅のもうひとつの力がかいま見える。そんな十日目です。

     

     

     

     

     

    祟り

    いろとりどりのセカイ:10日目

    静かだ

     

    観波加奈が大変な目にあっているから助けに来て欲しいと、白さんから連絡があった。

    「商人の町」からへ向かうとそこには祟り化した男(以下,祟り)が、部屋に居座っていたのだった。

     

    そして戦闘に入る。

     

    いろとりどりのセカイ:10日目 (22)

     


    いつの日だったか、「いろとりどりのセカイは戦闘なんてする雰囲気じゃないのに、『完全治癒』能力なんて要らないよねー」と私が呟いていたのを覚えているでしょうか。

    だがしかし!
    戦闘シーンはあったのだった!

    そしてやっと悠馬・真紅の力が思う存分使える時がきた。

     

    真紅がそばにいてくれさえすれば、何があっても俺が死に至ることはけしてない


    「完全治癒」の力は傷つけ傷つける状況で、最大の効果を発揮する。自身の記憶を代償に、傷ついた肉体を癒す「完全治癒」。それは圧倒的なタフさを誇る。

    故に死ぬことはない。なにこれそそる!

     

     

     

    悠馬の異常性

    いろとりどりのセカイ:10日目 (25)

     

    祟りの強さは、悠馬には手に負えるものじゃなかった。人外に人間が叶うはずがない。
    いくら真紅の「完全治癒」があっても、攻撃を受けきるだけじゃ相手を倒せないからだ。防御の策はあっても攻撃の策がない。


    一般的で平均的な人間である悠馬。腕力が人並み以上にあるとか、「完全治癒」以外の特殊な力があるとか、そういうのはない。だから悠馬にこいつを倒すことなんて出来ない。





    いろとりどりのセカイ:10日目 (24)


    そう思っていた。
    そう思わされていた。
    でも違った。



    悠馬には「本を読むだけで何かもを万全と調えることが出来る」鈴さんいわく「君は思い出すだけでいい」。

    彼は、訓練も鍛錬もしていないのに、格闘家ばりの動きを再現できる。気がついたら、悠馬は祟りに勝利していた。特別な道具や、助力者なしに、自分の力で人外を屠った。



    なら彼も人じゃないんじゃないか?そんな疑惑が膨らむ場面でした。やっぱり悠馬は普通じゃない。




     

     

    真紅のもうひとつの力

     いろとりどりのセカイ:10日目 (19)

    (真紅の力は外傷だけに効果があるものではなくて・・・・・・)
    あまりにも容易に使用することを許されてないそのシステム

    『・・・真紅の力は心の傷も修復できる』

    そう。私の力を心に使うと、精神的な傷や悪癖や過去の辛い体験だとか、そういった心の痛みを治療することが出来る

    だがこの力の使い方をするには条件が更に加わる。治癒する相手の心の痛み、その一部を、悠馬が受け持たなくてはいけなくなる。

    それに加えて、更に外傷を修復するよりもずっと多くの記憶を消費してしまう。それが代償だ。

    ――――――
    ――

    それに、悠馬。私の力を心に使うのは、ひとりに対して一回きりだ。そういう制限がある。


    ・心の傷を治癒するとは言っているが、「完全に癒す」とは言っていない
    ・心の傷の一部を悠馬は引き受ける
    ・この力を使うには、膨大な記憶を消費しなくちゃいけない
    ・ひとりに対して一回きり



    激しくハイリスク・ローリターンな力だあね。本当に真紅ちゃんの力は実益度外視ですね。


    そして、なんといっても一番上の「完全完璧に心の傷を癒せる」のか?が重要な気がします。完全完璧にその人の傷を、痛みを、悩みを、後悔を消し去ってくれるなら”膨大な記憶の消費”という代償もうなずけます。

    けど、この力が心の痛みを”和らげる”程度だったら、リスキーにもほどがありますね。使う機会なんてあるのかな。




    ・・・けど悠馬はばんばん使う気がしますね。彼は自身の記憶がなくなることに恐怖を覚えてないみたいですから。

    ここが本当に異常といえば異常。


     

     

    祟りとは何だったのか?

     いろとりどりのセカイ:10日目 (35)

    お願い、お願いします・・・・・・


    結局、悠馬は真紅の第二の力を使った。そして祟りの、心の痛みを覗き見ることになる。


    ――――――――――――

    ――――――


    祟り、祟り化した男は、好きだった女の子がいた。


    その女の子は”人間”のエゴを満たす場所で働いていた。そこは人間の歪んだ思いを吐き出させる場所だった。そういう商売だった。



    いろとりどりのセカイ:10日目 (38)

    エゴを、性欲を、性癖を満たす場所で従順に仕えた。けどそれは彼女の意思じゃなかった。

    女の子はもう殴られるのも、蹴られるのも、傷めつけられるのも嫌だった。泣きたくなるくらいに大嫌いだった。だから彼女は願う。祠に祀られてる神様にお願いをする。

    お願い、お願いします・・・・・・

    と。 でも叶えてくれる人なんていなかった。




    そうして人間に暴虐のかぎりを尽くされ、女の子は死んだ。その死体は、ゴミ置き場に投げ捨てられた。そういう世界だった。

    一部始終を知った男は、悲しみに耐えられなかった。

    祟りに堕ちた妖怪は、二度と元には戻らない。あれはそういう病なんです。

    心の許容量を超え、受け持てなくなった歪な想いは、男を”祟り神”にした。

     

     

    故に、男は人間を憎む。観波加奈を襲ったのも、悠馬に飛びかかってきたのも、そういういきさつがあった。

    いろとりどりのセカイ:10日目 (40)

    憎い、にくい・・・・・・にんげんが、にんげんがあ・・・・・・っ

     

     

     

     

    逃がし屋として、祟りの願いを叶える

    いろとりどりのセカイ:10日目 (41)

    お願い・・・お願いだ
    私が晴らせなかった、私が拭えなかったあの子の涙・・・その原因を、その根源を、この世から消してくれ

    君がそれを望むというのなら、君の心を縛る何かもから―――俺が逃がそう。逃がし屋見習いの、この俺が

     

     

    そして、悠馬は女の子が働いていた遊楽としての場を破壊した。

    この世の地獄を握りつぶす。依頼は完了。・・・・・・これでいいんだよな

     


    いいわけがない、勘違いも甚だしかった。悠馬は気づいているんだろうか。そういう”場”を壊しても、そういう”人間”がいなくなってないことに。


    彼らという需要があり続ける限り、殴ってもいい、また別の女の子を提供する供給者が現れるのは間違いない。だからこそ男は”その原因を、その根源を、この世から消してくれ”と願ったんじゃないのか?

    こんな後始末みたいな、火消しみたいなことを頼んだわけじゃないと思うんだ。ただ、その願いを果たすのは、とてもむずかしい。その人間たちを、ひとり残らず殺せばいいというわけでもなし。

    この願いは、そう簡単に解決出来るようことじゃない。だから安易に引き受けたのが信じられなかった。これはもう逃がし屋の仕事云々じゃなくて、ただの悠馬の自己満足だよ。

     

     

     

     

     

    まとめ


    祟り戦でかいま見えた、悠馬の異常性がすごく気になった10日目でした。

    あと言わせてもらえれば、この祟り戦、テコ入れ風味がすごくします。「悠馬の異常性」「真紅のもう一つの力」を見せたかっただけなんじゃないかなと思うんですよね。

     

     



     


    参考│いろとりどりのセカイ 感想│ 悲しいときは手をつなぐ。そういう決まりだ


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